【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のレジェンドで、イングランド代表のW杯母国大会(1966 World Cup)制覇にも貢献したボビー・チャールトン(Bobby Charlton)氏が、認知症と診断されていることが1日、分かった。ユナイテッドは同氏をサポートする姿勢を示している。

 英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)は、夫人がチャールトン氏の状態をこの日の速報で報じることを「承諾」したと報じた。

 現在83歳のチャールトン氏の周辺では、こちらも認知症の診断を受けていた兄のジャック・チャールトン(Jack Charlton)氏が7月に死去。また2日前には、ユナイテッドと代表で共に過ごしたノビー・スタイルズ(Nobby Stiles)氏の78歳での訃報も届いていた。三人は1966年のW杯イングランド大会を制した代表の一員だった。

 ユナイテッドは声明で、「マンチェスター・ユナイテッドの誰もが、サー・ボビー・チャールトンがこの難しい病を患っていることを悲しんでいます。サー・ボビーとその家族に、クラブとして引き続き愛情を届け、サポートします」と発表した。

 チャールトン氏は、イングランド史上最高のMFの1人とされる選手で、ユナイテッドの象徴になっている。【翻訳編集】 AFPBB News

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