https://news.yahoo.co.jp/articles/28513a974b01637f7dee7343d96ec369c50c593c
 菅義偉首相が日本学術会議から推薦を受けた新会員候補者6人の任命を拒否した問題で、拒否された1人である立命館大学法務研究科の松宮孝明教授が5日、TBS「グッとラック!」にリモート出演し、コメンテーターの橋下徹弁護士らと激論をかわした。

 松宮教授は日本学術会議の役割について「国の科学技術政策をどう持って行くべきかについて、学問の立場から審議し勧告するのが一番大きな使命」「国際的な学術協力の窓口にもなっている」と説明し、「だから単なる民間団体でいいわけがない」「いらないとなると、日本はアカデミーを持たない国なんだなと言われる」と主張した。

 司会の立川志らくが、日本学術会議は戦争を反省して設立され、軍事目的のための科学研究を行わない姿勢を継続する一方で、中国が優秀な外国人研究者を招致する「千人計画」に協力しているとの指摘が国会議員からもあがっている件を問うと、松宮教授は「中国の千人計画というのは私聞いたことありませんけど。それデマなんじゃないですか?いろいろ聞かれますけど。連携委員をやってましたが聞いたことがありません」と語った。