2020年9月9日 5時15分
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 上野樹里と玉木宏が主演を務めたフジテレビの人気ドラマ「のだめカンタービレ」の再放送が9月9日よりスタートする(毎週月曜〜金曜、15時50分〜16時50分)。その第1回放送を前に、懐かしの豪華キャストを振り返ってみたい。

 大ヒットを記録した「のだめカンタービレ」は二ノ宮知子による同名の人気コミックを原作に、2006年10月から12月にかけて放送されたクラシック音楽が題材のコメディードラマ。桃ヶ丘音楽大学ピアノ科に在籍する“のだめ”こと野田恵と、彼女が思いを寄せる指揮者志望の天才・千秋真一の恋模様を中心に、オーケストラをめぐる落ちこぼれ音大生たちによる群像劇が描かれた。変わり者ののだめとエリート音大生の千秋を演じたのは、このドラマが初共演となった上野と玉木。原作者も太鼓判を押すハマり役だった。

 そんな対照的な二人を彩る登場人物にふんしたキャストたちも豪華。派手好きのお調子者で嘘がつけない正直者、そしてロックが大好きな金髪のヴァイオリニスト・峰龍太郎を瑛太(現・永山瑛太)、情熱的で男前な美人コンサートミストレス・三木清良を水川あさみ、のだめの強力な恋敵(?)となる乙女な男子のティンパニ奏者・奥山真澄を小出恵介、千秋の元恋人のソプラノ歌手・多賀谷彩子を上原美佐、指揮科に在籍する大河内守を遠藤雄弥、コントラバス担当の佐久桜をサエコ(現・紗栄子)が演じた。

 そして、世界的な指揮者にしてキャバクラ好きのフランツ・シュトレーゼマン役の竹中直人や、その秘書兼マネージャーのエリーゼ役の吉瀬美智子、音楽評論家・佐久間役の及川光博も強烈なインパクトを放った。ほかにも龍太郎の父・龍見役の伊武雅刀、熱血指導で知られるエリート専門のピアノ教師・江藤耕造役の豊原功補、新たに千秋の担当教師となる谷岡肇役の西村雅彦などのベテラン陣も存在感を発揮。

 さらには、森光音大のオーボエ奏者・黒木役の福士誠治、ボストン留学から一時帰国したチェリスト・菊池役の向井理といったキャストの若き頃の演技を楽しむこともできる。(編集部・大内啓輔)