2020.09.05 15:30

俳優の内博貴が5日、都内で行われた舞台『走れメロス〜文豪たちの青春〜』東京公演開幕直前取材会に谷村美月、関西ジャニーズ Jr.の室龍太、千原せいじ、山口真帆、なべおさみとともに出席した。


内博貴、太宰治役に意気込み

本作は、若かりし頃の小説家・太宰治が題材。太宰の親友である檀一雄が書き上げた回想録「小説 太宰治」をベースに、太宰と京大学入学後に出会った文豪や女性たちが織りなす波乱に満ちた日々を描く。

過去に作家・織田作之助を演じたことのある内は「セリフの中で太宰治に触れることがあった。その言っていた太宰治さんを演じるとは思っていなかった。何か縁があるのかなと勝手に思っている」としみじみ。文豪役は初めてではないため「スタート時点はそんなに苦しまずにすんなり役に入れました」。また、特徴的な“太宰風ヘア”は「地毛ですです。パーマもあてていない。なぜかこうなりました」とナチュラルであることを強調した。

檀一雄役の室とは長い付き合いで、そのため芝居などに「苦労したことはない」と息ピッタリの様子。内が「室は別作品の本番があったので稽古になかなか来られなかった。最後のほうから参加して大変だったと思うけどそれを出すことなかった。そういう意味意味でスムーズに稽古ができたので、さすがジャニーズ!」と褒めると、室は「内くんもジャニーズです。先輩ですよ」とツッコんで記者たちを沸かせた。


山口真帆、舞台初挑戦


2019年5月にアイドルグループ・NGT48を卒業後、女優の道を歩んでいる山口は本作で舞台初挑戦となる。慣れない現場だったが「皆さんのお力添えとアドバイスがあって今日を迎えられた。皆さん優しかったです」とにっこり。すると室が「その言い方だと全員優しいことになっしゃうよ?」と言うと、せいじが「厳しい環境で育ったんだから皆が優しくみえねん。厳しい環境で育ったから!」と指摘し、山口をタジタジにさせていた。

また、座長の内からみた山口は「肝が座っている」といい、「初舞台の方が演出家さんの意見に対して『はい!わかりました』という感じですが、山口さんの返す言葉が『なるほど…』『了解』だった。それで、この子はスターになるなって」と素質を称賛。するとまた、せいじが「根性が座ってるから!バッチバチやで!」と吠えていた。

舞台は9月5日から13日までヒューリックホール東京、9月22日は愛知・名古屋公会堂、9月25日から27日は大阪・梅田芸術劇場にて上演される。内は万全の新型コロナウイルス対策をアピールした上で「千秋楽まで気を緩めることなく気をつけてやっていきたい」と話した。(modelpress編集部)


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