9/1(火) 14:41配信
スポーツ報知

恵俊彰

 TBS系情報番組「ひるおび!」(月〜金曜・前10時25分)は1日、新型コロナについて取り上げた。

 感染傾向について、日本医科大・北村義浩特任教授は「私からすれば、ピークアウトはしていると思います」とコメント。「ただ日本列島を全体として見た時はそうですけど、日本は東西、南北にもいろんな地域がありますから、なかなか気を抜けない地域がありますね。東京界隈、大阪の近く、福岡、沖縄…こういったところは(実効再生産数が)まだ1日に近い数字なので、今後何かあると、例えばシルバーウイークなどや今後学校が少しずつ再開していきますので、それで緩んだところから感染が拡大することがある。用心は続けていただきたい」と話した。

 7月には、電車などでマスクを外している人をしばしば見かけたが、8月は酷暑にかかわらず人々はマスクをしていると実例をあげ「飲食店の方々、お客さんもかなり努力をされているのが見てとれますので、概ね皆さんの日常の中に感染対策をするということが、定着した。空気のように皆さん、入ってきた気がしますね」とした。

 一方で、感染者に対する偏見や差別など、様々な問題も発生。対策を考えるべきとされているが、落語家・立川志らく(57)は「ひとつひとつ検証していくことも大事だし、ウイズコロナと言ってるわけだし、もう感染者数で一喜一憂せずに正しく恐れる。毎回言ってることなんだけど、緩めれば当然また増える。締めればまた下がる。その繰り返しで、いい意味で、『こんなものなんだ』と思って、ワクチンが出来るまで我々はうまくつきあっていくしかないんじゃないですか」とコメントした。

 総合司会の恵俊彰(55)は「有名人が感染しましたという報道が本当に必要なのかどうなのか。それよりも、こういうことをして感染してしまいました。気をつけましょうの方が…。もうそっちになっていかなくちゃいけないじゃないですかね」とした。

 北村医師は「ただ、ぜひ覚えていただきたいのは、今出ている感染者の数字とか、全部2週間前の皆さんの行動の結果なので、すでに何か対策を打つということのはある種、手遅れではある。皆さん常に一定の注意深さを持っていただきたい」と、感染予防対策の必要性を強調した。

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