8/8(土) 19:06配信
中日スポーツ
販売収益は長崎市の「クスノキ基金」へ寄付

福山雅治

 歌手・俳優の福山雅治(51)が故郷長崎県の天然記念物“被爆クスノキ”を保護する「KUSUNOKIプロジェクト」を始動させた。8日放送のTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」で発表した。

KUSUNOKIプロジェクトで販売されるキーホルダー

 長崎市の山王神社にある2本の被爆クスノキは、原爆で被爆し甚大な被害を受けながらもその後、樹勢は復活。樹齢500〜600年を迎え、平和への願いを伝える存在として知られる。

 福山は2014年に被爆クスノキを題材にした楽曲「クスノキ」を発表。以来、被爆樹木を保存するための支援活動をライブツアーなどで続けている。

 「KUSUNOKIプロジェクト」では、現存する被爆樹木の剪定(せんてい)枝を再利用したキーホルダー「KUSUNOKI キーホールダー」を製作、販売。収益は長崎市の「クスノキ基金」に寄付する。キーホルダーはアーティストオンラインショップ「ASMART」で17日から販売される。

 福山は「終戦から75年。僕ら人間よりもはるかに長く生きるクスノキ。そして今も長崎に生きる数々の被爆樹木。その中の一本であるこの被爆クスノキが教えてくれる、生命のたくましさともろさを、KUSUNOKIプロジェクトを通じて伝えてゆけたら」とコメントしている。

https://amd.c.yimg.jp/amd/20200808-00000516-chuspo-000-2-view.jpg

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0941579f89883139e39e091dd60fb3a8153071