ラサール石井が24日、ツイッターに新規投稿。1年延期となった東京五輪開幕まで1年となった23日に国立競技場で行われたプログラムで、競泳女子で白血病からの復活を目指す池江璃花子(20)がメッセージ発信したことに、池江の心境を理解しつつ、

「来年のオリンピック開催を感動的な既成事実にしようとするキャッチコピーと演出に、池江さんを巻き込んでしまうことに、違和感を覚えてしまいます」と投稿した。

 元新潟県知事の米山隆一氏もツイッターで「池江さん自身、本当に心から訴えているのだと思います」と理解を示したうえで、「今オリンピックを行うかどうかは、大変申し訳ない事ですが、そう言う個人の気持ちを捨象して『本当にできるか否か』という一点で冷静に判断すべき事です」と主張。

「個人の思いを利用するようなやり方は、心底残念です」と記した。

 この米山氏のツイートを引き合いに、石井も「池江さんが個人でSNSなどで思いを伝えるならいいんです」としたうえで、持論を展開した。

 池江は23日のプログラムで「世の中がこんな大変な時期に、スポーツの話をすること自体、否定的な声があることもよく分かります。ただ一方で思うのは、逆境からはい上がっていく時には、どうしても、希望の力が必要だということです。希望が、遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても、前を向いて頑張れる」と語っていた。

7/24(金) 11:32 ディリースポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d794b97b3948c5f337712e4dd7cfc1290d624abe

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