2020年07月15日 06時15分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1981110/
https://img.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/cdc2b4f16ad2d4c51b4a79212cc8f271.jpg

 テレビ朝日系報道番組「サンデーステーション」の看板キャスターだった長野智子アナ(57)のクビ切り≠ニもいえる番組降板が波紋を呼んでいる。


 本紙既報通り、サンステは10月改編で、現在の午後4時台から、午後9時のゴールデンに昇格することが明らかに。メインだった長野アナが降板し、後任には「報道ステーション」の小木逸平アナ(46)と森川夕貴アナ(26)が起用される。

「視聴率争いで日本テレビを追いかけるテレ朝にとっては、再びサンステをゴールデン枠に戻し、報道番組に力を入れることで、目指す視聴率3冠王争いに勢いをつけたい狙いがある」(テレビ局関係者)

 一方、もう1つ隠された意図もあったという。「制作費の削減」だ。フリーの長野アナを使うよりは自前の局アナを起用すれば、当然、制作費を抑えられる。民放キー局はこのコロナ禍で広告収入が落ち込み、経費削減が至上命題になっているとあって、長野アナ降板となった。しかし、反発もあるという。

「番組の顔だった長野さんを切るのは局にとっても賭け。番組のイメージがガラッと変わるので、視聴者が付いてきてくれるか。小木アナは『報道ステーション』で富川悠太アナがコロナ感染で休んだ際、代役として良い仕事をし、視聴者の反応も良く、その貢献が認められたのは分かります。でも、スタッフとしては、『質が落ちた』と視聴者の評判が落ちるのが怖い。長野さんのように女性の知性派は貴重な人材ですからね」(関係者)

 実際に長野アナのもとには降板報道後、視聴者からの励ましの声も届いており、長野アナはSNSでも「温かいメッセージありがとうございます」と感謝を述べている。新生サンステが結果を残せるか。