2020年6月25日 7時00分
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 元NHKの登坂淳一アナウンサーが、東山紀之主演の人気時代劇「必殺仕事人」シリーズの新作「必殺仕事人2020」(ABC・テレビ朝日系、28日よる9時〜)にゲスト出演することが決定した。

 渡辺小五郎(東山)、経師屋の涼次(松岡昌宏)、リュウ(知念侑李)ら仕事人が、悪党を仕事人が一刀両断する人気シリーズの最新作となる本作は、ハンパな悪党と、息子をかたって親から多額のお金を引き出す卑劣な犯罪を描く。和久井映見、中越典子らおなじみの面々のほか、市村正親、杉野遥亮、森川葵、大東俊介らがゲスト出演することが、先日発表されていた。

 登坂が演じるのは、グレ者の一人で、その名も登坂(のぼりざか)佐兵衛。これまでキャスター・アナウンサー役でのドラマ出演はあるものの、それ以外の役、時代劇は今回が初となる。「最初お話をいただいたときは冗談かと思って驚きました。伝統ある番組に出演できて、大変光栄です」と喜び、「僕はグレ者と呼ばれる悪党の一人・登坂佐兵衛を演じます。着物と髪型にもご注目ください!」とアピール。

 主演の東山については「楽屋で初めてお会いしたんですが、笑顔で気さくに声を掛けてくださったんです。やわらかい雰囲気でオーラがあって、とてもかっこいい方でした。一緒のシーンでは、動き方をアドバイスしていただきました」と語り、「僕はキャスターやアナウンサー以外の役どころも、時代劇も初めてでした。歩いたり、振り返ったり、かがむ動作が時代劇だとこれほどに難しいものだとは……! とにかく現場の空気を感じながら、考えすぎないよう無心で演じました」と振り返った。

 また、本シリーズに11年ぶりに出演となる杉本は「11年振りに呼んでいただいて感慨深いものがありました。前回の最後に中村主水さんに殺されたので……復活できるとは思いませんでした!」と喜びをにじませる。グレ者のリーダー・五十嵐鉄三郎を演じる大東は、「五十嵐は悪事に引け目がない分、清々しく演じようと思いました。五十嵐の行う現代にも置き換えられる悪事……、時代劇だからこそ、『必殺仕事人』だからこそできる痛快な物語になっています」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)