プロ初登板先発勝利の快挙まで、あとアウト3つだった。広島が1−0の九回に投入した新守護神・スコットが4連打を浴び、開幕3連勝のはずが一転、
今季初のサヨナラ負け。先発したD1位・森下(明大)は悔しさをかみ締めた。

 「自分が九回に投げていてもこうなっていたと思う。まだ始まったばかり。次もこのような投球ができるようにしたい」

 二回2死満塁、五回一死二塁と2度、得点圏に走者を背負ったが、本塁は踏ませなかった。プロ入り最速タイの154キロの直球で押し込み、変化球で
8奪三振。コロナ禍で3カ月遅れのデビュー戦で衝撃の104球を披露した。

 佐々岡監督は「ナイスピッチング。自信にしてほしい。勝ちを付けてあげられなかったのは、自分の責任」と背負い込んだ。

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