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愛知県瀬戸市の高校生棋士、藤井聡太七段が、20日大阪で行われた師匠の杉本昌隆八段との対局で勝ち、竜王戦の決勝トーナメント進出を決めました。

 この対局は将棋の八大タイトルのひとつ「竜王戦」の3組ランキング戦決勝で、藤井七段はスーツ姿、師匠の杉本八段は和服姿で対局に臨みました。
 20日の対局では、それぞれがじっくりと自陣を固める局面が長く続きましたが、先手の藤井七段が確実な攻めを見せ、95手で杉本八段を投了に追い込みました。勝った藤井七段は竜王戦の決勝トーナメント進出です。

 藤井七段は「大きな舞台での対戦を楽しみにしていた。じっくり指すことができた」と話し、杉本八段は「自分の攻めが届かず、藤井七段の成長を感じた」と話していました。

 藤井七段の次の対局は、6月23日の王位戦挑戦者決定戦で、相手の永瀬拓矢二冠に勝てば、棋聖戦に続き2つ目のタイトル挑戦となります。

6/21(日) 11:42 CBC テレビ
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