開幕前に暗雲が垂れ込めた。DeNA・上茶谷大河投手(23)が6日、右肘の違和感のため2軍で調整することになった。19日の開幕1軍入りに黄色信号がともった。

 ラミレス監督は「登板の翌日(4日)に、腕や肘に疲れやかたさ、違和感が出ていた。状態がよかったのでローテーションに入ってもらいたかったが、ドクターの見解を聞いての判断になる」と説明した。

 新人だった昨季に7勝を挙げた右腕が開幕アウトとなれば痛手だが、代わって1軍に合流した8年目の井納翔一投手(34)が輝いた。日本ハムとの練習試合(横浜)の四回、2番手で登板。先頭の王柏融にソロを浴びたが、その後は立ち直って3回1失点。「直球とカーブを有効的に使うことができた」と振り返った。

 指揮官は井納について「今日の投球で、かなりいい位置にきた。(先発の)候補に入っている」と認めた。今後は予定通りに2軍へ再合流するが、通算44勝のベテランが窮地を救う。(浜浦日向)

https://news.yahoo.co.jp/articles/60e7e754e8c4ddce839ce57dbe283fb7bf01ed71
6/7(日) 5:00配信