https://www.tbsradio.jp/487500
2020.5.30

高橋:本日はこんなテーマでお送りいたします! 「最新版!海外で注目を集める日本のシティポップ特集」。ちょうど一年前、去年の5月にこのコーナーでアメリカの再発レーベル「Light in the Attic」が編集した日本のシティポップのコンピレーション『Pacific Breeze: Japanese City Pop, AOR & Boogie』を紹介しましたが、5月29日にその第2弾が発売になりました。

高橋:そんなわけで、この機会にこれまでもちょくちょく取り上げてきた海外における日本のシティポップ再評価の最新の動きをお伝えしたいと思います。まずはこの『Pacific Breeze』から一曲聴いてもらいましょうか。今回の選曲は1972年から1988年の音源で構成されていて、ブレッド&バターの「Pink Shadow」や大瀧詠一さんの「指切り」のような日本でも人気の高い曲から、意外なところでは菊池桃子さんの「Blind Curve」などもピックアップされています。

スー:海外でラ・ムーの再評価がすごいんだよね!
高橋:そう、以前に同じような海外編集のシティポップのコンピレーション『Tokyo Nights: Female J-Pop Boogie Funk 1981 to 1988』からラ・ムーの「愛は心の仕事です」をかけたことがありましたね。
中略
そして、次に紹介するのはいまインターネットで軽くバズりかけているインドネシアのYouTuber、Rainychさん。彼女は日本のカルチャーが好きなようで、自身のYouTubeチャンネルにアニソンやJ-POPを日本語でカバーした動画をたくさんアップしているんですよ。ヒジャブを巻いたインドネシアの女性が日本語でJ-POPを歌っている姿がなかなかインパクトあるんですけど、またこれが透明感のあるめちゃくちゃかわいらしい歌声で。このRainychさんが5月7日に竹内まりやさんの「Plastic Love」、日本のシティポップが海外で注目を集める起爆剤になった曲ですけど、あの「Plastic Love」を日本語で歌った音源を公開したんです。

【Rainych】 Plastic Love - Mariya Takeuchi (cover)
https://youtu.be/c0tXxNsXWDg

スー:すごくかわいい声!
高橋:でしょ? 発音もきれいだから説明がなければ普通に日本人の方が歌っていると思っちゃいますよね。このRainychさんが注目を集めたのにはちょっとしたきっかけがあって、先日全米チャートで1位になったドジャ・キャットの「Say So」を彼女が日本語でカバーしたんですね。それにドジャ・キャット本人がリアクションしたことがSNSで大きな話題になったんですよ。

【Rainych】 SAY SO - Doja Cat | Japanese Version (cover)
https://youtu.be/EsZbWAqU8xY

スー:かわいい!
堀井:かわいい!
高橋:これはひょっとしたら日本でも人気が出ちゃうかもしれないですよね。

全文はソースをご覧ください

※注
堀井/TBSアナウンサー堀井美香
高橋/音楽ジャーナリスト高橋芳朗
スー/ジェーン・スー