漫画を原作とした映画が多く制作されている、昨今の日本映画界。
実写化映画は原作ファンの愛が強すぎるがゆえ、その評価は賛否分かれがちではありますが、最近では『キングダム』や『るろうに剣心』、『翔んで埼玉』など“成功した作品”との呼び声が高いものも数多く公開されています。 そこで今回は、見応えたっぷり!
 漫画を実写映画化した4作品をご紹介します。

◎ キャストの熱演ぶりや、高いビジュアルの再現度…見応えある漫画実写化映画たち

続いては『テルマエ・ロマエ』。古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代の日本の銭湯にタイムスリップしてしまう、ヤマザキマリの人気コミックを実写映画化しました。 本作の魅力は、やはり絶妙なキャスティング。主人公・ルシウス役の阿部寛をはじめ、北村一輝、宍戸開、市村正親といった、日本屈指の“顔の濃い俳優”たちが古代ローマ人役を熱演。 もはやローマ人にしか見えない(!?)得も言われぬ説得力があり、真剣に演じれば演じるほど、笑いがこみ上げて来ます。
まさかの実写映画化が大ヒットを呼び、続編『テルマエ・ロマエU』も公開。古代ローマの壮大さと日本のミニマムな世界観との対比も面白い、入浴スペクタクルコメディです。

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