0001チュー太郎 ★
2020/05/23(土) 16:41:29.95ID:00ukKR8q92020年5月20日
https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/185/index.html
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世界中で急増している“オンラインゲーム”への依存。新型コロナウイルスの影響が長引く中、ゲームに依存する子どもたちがさらに増えることが危惧されています。
これから私たちはゲームとどう向き合えばいいのか、ゲーム依存症治療の第一人者・樋口進さんと、
「高橋名人」としてゲーム業界を長年けん引してきた高橋利幸さんと一緒に考えました。
(2020年5月20日放送の「外出自粛の陰で…ゲーム依存は大丈夫?」https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4417/の対談記事です)
〓目次〓
・ゲームへの依存 対策はあるのか
・ゲーム依存症対策条例は有効か
・外出自粛とゲーム依存
・eスポーツとゲーム依存
・ゲーム依存の背景にある“生きづらさ”
・ゲーム依存に悩んだら
・ゲームとどう向き合うか
【略】【〆の部分】
高橋 利幸さん
私のいる業界的には、もっと中心となるシステムを作っていかなきゃいけないと思います。
例えばプロのeスポーツ選手を育てる場というのが、今、専門学校数校、高校にそういうクラブがあるぐらいです。
教育としてクラスの授業の中に組み込んでしまう、アメリカの高校とか大学にはそういうクラスがあるんですね。
そこでみんなで応援して、選手になったときには学校の連合として野球の甲子園みたいな大会を開催するとか、そういう活躍の場も作ってあげて、ゲームをやっているのは楽しいという状況を作っているわけです。
日本ってまだまだなんです。リオオリンピックで総理大臣がああいう格好をして、日本はゲームの国で、アニメの国だって言ってくれたんですけど、その後の進化がまだ遅いんです。
法改正も含めて、みんなでちゃんと正していかなきゃいけないんじゃないかと思います。
テレビゲームというかビデオゲームって、まだたかだか50年ぐらいの歴史なんです。まだ若いんです。新しいものが出てきたときには、必ず反対ってあるんです。
例えば明治時代は、本を読む、小説を読むというのは悪だったりするんです。落語を聞くっていうのもダメだったんです。
でも、今の時代、100年経ったら文化を継承するってことでいいことになっているじゃないですか。
ビデオゲームもあと50年したら、これはすばらしいと思われる時代がくるかもしれません。ゲーム機がどんどん、どんどん発展してきたからこそ、実体験で本当は経験できないことが経験できるようになっているんです。
例えばドライブシミュレーターとか、フライトシミュレーター。リアルの運転免許証で事故の経験は本当はできないです。
でも、シミュレーターに乗っているから、人が飛び出してきて事故ってしまった、十字路に出たときに一時停止しなかったからぶつかってしまった、そういう経験も与えてくれるのがゲーム機だったりします。
これからうまく関係を作っていかないといけないという時代になってきているのは間違いないと思いますので、ゲーム依存への対応も含めて、みんなでいい道を作ってくべきですね。