2020年05月18日 18時00分 公開
留学も音楽もバイトも続かない……。三石由起子の熱いアドバイスも響かない無気力相談者 「テレフォン人生相談」先週のハイライト (1/2)
「世界が好きじゃない」……!
[北村ヂン,ねとらぼ]

 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月〜金曜11時〜)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは5月14日(木)放送の柴田理恵パーソナリティー回。

 留学も音楽もバイトも、何をやっても続かない無気力な女性からの相談。

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何もやりたくない、世界が好きじゃない

 相談者は26歳女性。ひとりっ子で、現在ひとり暮らし中。父親はおらず(死別なのか離婚なのかは不明)実家には母親がひとりで住んでいる。

 「何もやりたくなくて、何のために生きているのかが分からなくて……」

 50歳、60歳が当たり前の「テレフォン人生相談」では珍しい20代の相談者。若者らしいモラトリアムな悩みだ。

 「アルバイトとかに行ったり、たまにするんですけれど、働くのが苦痛で、お金を得るためにがんばろうっていう風に思えないし……」「それがなくなったら、そこまでがんばってまで生きていくモチベーションがないっていうか……」

 相談者は大学受験に失敗し、代わりに「向こうの大学に行くだとか、向こうで働くとか、そういう人生に憧れて」留学をしたものの、体調を崩してしまい途中で帰国。その後、ひとり暮らしをはじめたが、バイトなども続いた試しがないという。

 家賃などの生活費は母親に出してもらっており、足りない分は自分の貯金を切り崩して生活しているそうだが、その貯金も半年くらいでなくなってしまいそうなのだ。

 「何もやりたいことがない」と語る相談者だが、ひとり暮らしをはじめたきっかけには、ある夢があったという。

 「音楽の道をやろうと思って出てきたんですけれど……」

 「じゃあ夢あるじゃない、音楽の!」

 「私としては、あんまり現実的じゃないなっていう感じはするんですけれど、母としてはすごい期待して応援してくれているんですけれど……。やっぱり生活のためには、働かなきゃいけないので」

 つかみ所のない無気力な若者……。電話から聞こえてくる声からも覇気がないのが伝わってくる。

 「何を見てもそこまで感動したりとか、世界がなんか好きじゃないっていうか……。一部の人だけがすごいお金を持っていてね、他の人たちはすごい安い金額でよくない生活をしている、みたいな……」

 それはわりとみんな思ってることだけどね……。それでも“すごい安い金額で”働いてるんだよッ!



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三石由起子はオペラの素晴らしさを説くが……

     ===== 後略 =====
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https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2005/18/news113.html