【話題】七人の侍から万引き家族まで!英国映画協会が選ぶ、1925〜2019年の優れた「和」日本映画95本★2 [牛丼★]
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[映画.com ニュース] 英国映画協会(BFI)が、1925年から2019年にかけて、それぞれの年の優れた日本映画を選定したリストを発表。計95本の多彩な作品がナインナップされている。
伝統的なトップ100などのランキング形式ではなく、年ごとにベスト作品を選ぶ形式とした理由について、BFIのサイト内では「特定の黄金時代やニューウェーブ、Jホラーや現代アニメの台頭などの要素を踏まえた上で、より革新的なものを示したかった」と語られており、今でも入手可能な作品という観点から、1925年をスタートの年に設定したという。
なかでも、54年を「史上最高の年」と位置づけている。リストでは黒澤明監督の「七人の侍」が選ばれているが、溝口監督の「山椒大夫」「近松物語」、成瀬巳喜男監督の「山の音」「晩菊」、木下惠介監督の「二十四の瞳(1954)」、五所平之助監督の「大阪の宿」、稲垣浩監督の「宮本武蔵(1954)」、「ゴジラ」第1作などが同年に製作されており、「1年に1本」というルールに基づいた選定は困難を極めたようだ。「同じ監督の作品が2本以上選ばれているケースは稀なことから、日本映画の豊かさを感じられるリストになった」と締めくくっている。
リストは、以下の通り。
【1925年〜29年】
「雄呂血」(二川文太郎監督)
「狂った一頁」(衣笠貞之助監督)
「忠次旅日記」(伊藤大輔監督)
「十字路」(衣笠貞之助監督)
「学生ロマンス 若き日」(小津安二郎監督)
【1930年代】
「何が彼女をさうさせたか」(鈴木重吉監督)
「マダムと女房」(五所平之助監督)
「生れてはみたけれど」(小津安二郎監督)
「港の日本娘」(清水宏監督)
「隣の八重ちゃん」(島津保次郎監督)
「妻よ薔薇のやうに」(成瀬巳喜男監督)
「祇園の姉妹(1936)」(溝口健二監督)
「人情紙風船」(山中貞雄監督)
「花ちりぬ」(石田民三監督)
「残菊物語(1939)」(溝口健二監督)
【1940年代】
「小島の春」(豊田四郎監督)
「簪(かんざし)」(清水宏監督)
「ハワイ・マレー沖海戦」(山本嘉次郎監督)
「無法松の一生(1943)」(稲垣浩監督)
「陸軍」(木下惠介監督)
「桃太郎 海の神兵」(瀬尾光世監督)
「歌麿をめぐる五人の女(1946)」(溝口健二監督)
「安城家の舞踏会」(吉村公三郎監督)
「蜂の巣の子供たち」(清水宏監督)
「晩春(1949)」(小津安二郎監督)
【1950年代】
「羅生門」(黒澤明監督)
「めし」(成瀬巳喜男監督)
「西鶴一代女」(溝口健二監督)
「東京物語」(小津安二郎監督)
「七人の侍」(黒澤明監督)
「乳房よ永遠なれ」(田中絹代監督)
「狂った果実(1956)」(中平康監督)
「幕末太陽傳」(川島雄三監督)
「巨人と玩具」(増村保造監督)
「野火(1959)」(市川崑監督)
【1960年代】
「裸の島(1960)」(新藤兼人監督)
「不良少年(1961)」(羽仁進監督)
「切腹」(小林正樹監督)
「にっぽん昆虫記」(今村昌平監督)
「砂の女」(勅使河原宏監督)
「飢餓海峡」(内田吐夢監督)
「とべない沈黙」(黒木和雄監督)
「殺しの烙印」(鈴木清順監督)
「絞死刑」(大島渚監督)
「薔薇の葬列」(松本俊夫監督)
【1970年代】
「エロス+虐殺」(吉田喜重監督)
「書を捨てよ町へ出よう」(寺山修司監督)
「女囚さそり 第41雑居房」(伊藤俊也監督)
「仁義なき戦い」(深作欣二監督)
「サンダカン八番娼館 望郷」(熊井啓監督)
「不知火海」(土本典昭監督)
「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」(田中登監督)
「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)
「鬼畜」(野村芳太郎監督)
「太陽を盗んだ男」(長谷川和彦監督)
【1980年代】
「ツィゴイネルワイゼン」(鈴木清順監督)
「泥の河」(小栗康平監督)
「転校生」(大林宣彦監督)
「家族ゲーム」(森田芳光監督)
「お葬式」(伊丹十三監督)
「火まつり」(柳町光男監督)
「夢みるように眠りたい」(林海象監督)
「ゆきゆきて、神軍」(原一男監督)
「AKIRA」(大友克洋監督)
「鉄男」(塚本晋也監督)
★依頼ありました
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https://eiga.com/news/20200516/6/
※前スレ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1589666741/ 1955年は浮雲だけでなくたそがれ酒場もいいんだよねえ 50年代が邦画黄金期だと分かるな。60年代で既に独立プロが目立ち出して、70年代ATG、80年代以降はアニメの存在感が目立つ。邦画の歴史が凝縮されてる。 邦画を語るなら 楢山節考は入れなきゃ
木下 田中絹代版もいいけど ここは今村昌平で
個人的にはベストスリー入れます。ブレッソンのラルジャン押さえてカンヌグランプリなんだから 50年代以降の映画は全部見てるが、不知火海てのだけ観てないな
ドキュメンタリー? >>51
このラインナップだと独立プロやATGが重視されてるようだけど60年代はプログラムピクチャーの黄金期でもあって面白いエンタメ映画がごろごろあるよ トラック野郎とか寅さんとか
無責任とか社長とかそういうプログラムピクチャーも入れて欲しい
外国ベストテンでもスターウォーズはたいてい入るだろ >>55
年1本の縛りで選んでるから、雨月物語は東京物語に破れた。 >>59
スターウォーズは東映で言えばトラック野郎ではなくて新幹線大爆破や柳生一族の陰謀に相当するブロックバスターだと思う >>60
>>63
そうなんだ観てみよ
つかDVD高っ >>57
青年期を迎え、愛や恋に体のうずく胎児性患者。魚の生まれ変わりと信じ、海の埋立てに自身の埋葬を感じる若い母親の患者。
「脳を手術したら治らないか」と生まれて初めて治療の可能性を尋ねる胎児性の少女に答えることのできない医師。「明水園」(水俣病患者だけを収容する施設)も陸の孤島のようだ。
そして、水俣の対岸には、920ppmという人類最高の毛髪水銀量で倒れた死者が見出されながら、数年手をつけられていない空白地帯がある。
御所浦島など医学上の“暗黒の島々”である。
カメラはその海辺の暮らしを映し出す。自然のままに魚をとり、食べ、静かに生きる人びとの姿。
しかし、20年ぶりにカキが海岸につき、魚影が見られるようになったとはいえ、海はまだ汚染されている。
その海で盛大なフグ漁が始まった。
この地では今、新たなる“水俣の時代”が幕を開けようとしているのだ。 >>65
一昨年くらいにGyaoに上がってたんだけどな
いつの間にかなくなっちゃってるわ >>58
各年代10本はあまりにも厳しいよね
勝新の映画も入ってないし 女囚さそりで2作目を上げているところにセンスを感じる
でも0課の女 赤い手錠も入れてほしい >>69
夏目雅子のやつがいいな
若山富三郎の「子連れ狼」がライバルのw
マドンナについては夏目よりもあべ静江の方が美人だと思うけどね 七人のサムライ・・・万引き家族 > パラサイト
日本映画200年近くの歴史が韓国映画1本に勝てないんだよな 前のスレで出てた、さらば愛しき大地
あれ蟹江敬三と根津甚八がしゃぶやる時に本当に自分で注射を刺すまで映っててこええわ トラック野郎はいいかもな
要するに欧米に無いカルチャーショック的な要素が重要なんだろ
トラックのデコレーションなんて見たことないだろうし 80年代の邦画とか、意味なくエロシーンがあったりするのが多いから家族で見るのは 2000年代以降の良作が千と千尋とパプリカだけとはw
是枝とか極左のバカじゃんwww 男はつらいよの竹下景子との柴又駅での別れのシーンは、どっちがふったのか、意見が割れた。 夢見るように眠りたいは入ってるのに追悼のざわめきは入ってないのか >>82
影響受けまくりのめす市場も入ってねえからな 「渚のシンドバッド」は90年代の邦画の金字塔だな。
日本のゲイ映画の金字塔でもある。
90年代の日本映画の良さをしっかり映し出してる映画。
あとなんと言っても浜崎あゆ美さんね!
あゆ美さんの演技がとにかく素晴らしい! 裸の島の海外人気は異常
個人的には60年代には芦川いづみの硝子のジョニーを入れたい まあ概ねこんな感じだろうな
小津なんか麦秋のほうが好きだし好みもあるだろうが >>6
年一本づつベスト1を選ぶシステムか。
日本人的には、そっちかーって年が結構ありそう 井筒はバカにされがちだけどヒーローショーだけは認める >>77
本当に打ってます。ブドウ糖と思うけどw
あれ見ないと 根津甚八 がどれほどの俳優だったのか蟹江敬三が何者だったのか 秋吉久美子も
好天の田圃 当たり前の田舎の平地が切ないくらい美しい 見た人はどうしても饒舌になってしまうw >>90
結婚相談もいいね
>>91
道より好きだ 乳房よ永遠なれってこの10年くらいで
こういうランキングでよく見るようになった気がするけどなんかあった?
女性監督地位向上的な感じ?
札幌ムービーランクなら圧倒的1位だけど
全国背負わされると荷が重くない?(´・ω・`) これ系のランキングに火まつりが入ってるのって珍しいかも 戦時プロパガンダ映画でも出来の良いのは入れてるのは
なかなか通だな >>96
ガキ帝国も好きだわ
ケンが最高や
ビール一本! >>100
そうか?
80年代ランクだと昔から海外人気高かったぞ? >>89
いい映画だけどフェリーニの道を露骨に真似てるのが海外評価的には厳しそう 是枝の奇跡が入ってるのか
日本ではあまり話題にならなかったけど良作 なかなか良いラインナップだが、
「逆噴射家族」「大日本人」「ひみつの花園」
辺りが入らないとな。 1976年屋根裏の散歩者見たぞ
イギリス的には、淫靡なとことか屋根裏から覗き見とか椅子から奥様とか奥様カニ挟みとか変態チックなとこが受けたのかな
後、ピエロでてくるし ラストもなんじゃこりゃだね >>96
のど自慢もええよ
>>105
海外から見ると滑稽に見えちゃうかもね
でもあの映像美はモノマネとは言い難い魅力が 相当な映画通でないとこのリストは作れないよ。
めちゃめちゃ邦画見つつ、日本人にはないバランス感覚。
1年1本縛りというルールも斬新(だが上手く機能している)
やっぱり英国人すごいな。 >>110
さすがのゴジラも七人の侍相手では分が悪いのか >>107
柳町光男とか小栗康平とかあたり
日本だとすぐ顧みられることもなくなって
2000年ころは文科系おっさんの懐古ムービーとしてしか見られてなかったのに
海外では何かとランキングされててギャップを感じてたわ >>114
外国人のほうが日本人よりよく邦画観てるし研究してる
特に若い世代は 明日18日NHK BSで飢餓海峡をやるよ。三国と左の名演技が見られる。 文句のないランキングだけど個人的には狂い咲きサンダーロードは入れて欲しかった ダイナマイトどんどんは入ってないな。銀幕スターたちが、ふざけすぎて笑える。 >>1
「さびしんぼう」「火垂るの墓」が無い段階で出来損ない丸出し >>79
花いちもんめみたいなエロとは程遠い映画でも十朱幸代のラブシーンが無理矢理入ってくるから油断ならんw 初代ゴジラはアメリカの再編集版が世界的にヒットしたから七人の侍より知名度が高い 最後の桜の芝居がくどけど万引き好きやわ、俺。いい映画やん。 >>114
https://www.youtube.com/watch?v=YVvx9jQ5FcM
この仲代達也の海外インタビューとかでも、聞き手が当たり前に勅使河原や小林正樹を知ってるもんな
日本のレベル低い記者だと黒澤や小津しか引き出しが無い
>>118
へえ、ランキングにも流行り廃りがあるものなんですね 「蛇イチゴ」(西川美和監督)が入ってるのはちょっと納得いかない。
蛇イチゴなんか入れるなら、2001年〜2003年くらいで大ヒットした
窪塚洋介の「GO!」とか「呪怨」とかを入れた方がまだ納得できる。
「ウォーターボーイズ」とか「リリイシュシュのすべて」のほうがまだ納得できる。 アニメの作品を躊躇なく選出してるのが海外評という感じがする。
邦画の映画人や批評家はアニメは別物としてまだ見下してる風潮があるからね 七人の侍や乱とかの黒沢映画に興味あるんだけど
普段時代劇や歴史小説全く読まないハゲでも楽しめる? ほんとにこれちゃんと見てるんか
日本人でも平均8本くらいしか見てないだろこれ >>118
その頃って日本でまだDVD化されてない邦画が海外でDVD化されてたりとかしてて
俺はそういうのもギャップ感じたな
当時ネットで個人輸入して海外からDVD買い漁ってた映画ファン多いんじゃないかな 岩井が入るとしたらラブレターだろう
ネット扱ったリリイよりはラブレター同年公開の1995年の森田の(ハル)の方が好きだな
ユーガットメールより早くネット恋愛描いた佳作 >>136
外国人は鈴木清順大好きだからなあ。ツィゴイネルワイゼンの方が選ばれるのは仕方ないかも >>138
まずは 七人の侍 からが良いかな 長いけど 結局そうなのか
って感じ
大作とかSFとか求められてないよね日本には(アニメは別として) 柳生一族の陰謀もその男凶暴につきもないのかよ…。ふざけてるの?
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