2020年5月12日 11時48分
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0512/spn_200512_6282237621.html

感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が12日、「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。
新型コロナウイルスの感染者数、陽性率が減少傾向にあることについて言及した。
岡田教授は「下がっておりますが、夏場に向けてもっと下がると思うんですが、秋冬にはもっと上がるかもしれない。
 長期的に見ていきたい。油断しちゃダメってことかなと思う」と主張した。
そのうえで、「この頃の風潮とか報道を見ると、経済というのを感じる。もちろん、経済も大事なんですけど」と切り出し、
「長期的に見れば、夏場だから感染者数も減ってくるし、死亡者数はまだ減っていないが(死亡者数も減る)そういう変動もあると思う。
 じゃあ、この対策の本当の目的は何かと言ったら、人を死なせないこと」と続けた。
さらに「今、患者数が減ってきて、PCR(検査)にも余力が出来てきて、例えば、1万5000ぐらいやれると言っていて、
 MAX9000ぐらいしかやっていない。そうすると、6000ぐらい余りがある。もしかしたら、夏場になったらもっと余りが出てくるかもしれない。
 この機に、無症候の人も含めて、広く検査をやって、陽性の人と陰性の人を分ける政策を徐々にでも始めていって、秋冬に備えていく、
 そういうことをやって、感染者数をもっと低いんじゃないかではなく、実質的に低くする、そういう対策を今からでもやるべきじゃないかと、
 私は思います」と訴えた。