5/11(月) 5:00 スポーツ報知
ユーミンと角川春樹監督が「時をかける少女」以来23年ぶりタッグ…「みをつくし料理帖」主題歌を作詞作曲
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23年ぶりに角川春樹氏とタッグを組む松任谷由実
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 シンガー・ソングライターの松任谷由実(66)が、歌手の手嶌葵(32)が歌う映画「みをつくし料理帖」(10月16日公開)の主題歌「散りてなお」の作詞作曲を手掛けた。映画「時をかける少女」(1997年公開)以来、23年ぶりに角川春樹監督(78)との強力タッグを復活させた。

 どこか懐かしい、哀愁を感じさせる楽曲を手嶌が透明感のある美声で歌い上げる。劇中音楽を手掛ける音楽プロデューサーで夫の松任谷正隆氏(68)と撮影現場を見学し、熱烈オファーを受けたユーミンは「愛すべき、破茶滅茶(はちゃめちゃ)な角川春樹さん」と盟友を評し、「私も手嶌葵さんの質感豊かな歌唱を得て、心の奥の故郷や希望は決して消えないと、映画と共に伝えられたら」と話している。

 角川氏がプロデューサーを務めた81年公開の映画「ねらわれた学園」(大林宣彦監督、薬師丸ひろ子主演)の主題歌として書き下ろしたのが代表曲「守ってあげたい」。その後も原田知世が歌った「時をかける少女」(83年、大林監督)の同名主題歌や、薬師丸が歌った「Wの悲劇」(84年、澤井信一郎監督)の主題歌「Woman“Wの悲劇”より」も手掛け、角川映画の黄金期を彩った。

 「みをつくし―」は松本穂香(23)が主人公の料理人・澪(みお)を演じる人情時代劇。角川監督が「人生最後の監督作品」と公言し、薬師丸のほかに浅野温子(59)、石坂浩二(78)らゆかりの俳優が勢ぞろいする。

(おわり)