朝日大(岐阜県瑞穂市)は24日、硬式野球部の現役部員2人(ともに19)が傷害致死容疑で逮捕されたことを受けて、部の無期限活動停止と、
藤田明宏監督(52)の辞任を発表した。

岐阜市の路上で3月、路上生活者(ホームレス)と見られる男性(81)が殺害され、岐阜県警などがこの日、少年5人を逮捕。朝日大は、うち2人
が同大に在籍する硬式野球部員だったことを受け、この日付けで部の無期限の活動停止を決定。さらに、存廃についても、「学内処分や裁判等、
今後、当該者に科せられる社会的制裁を見極めた上で対応を決定する」と、廃部を含めて検討する方針を示した。

また、藤田監督が大学側に辞任届を提出し、受理された。藤田監督は岐阜城北高を率いて、2006年春のセンバツで4強進出。母校の県岐阜商
監督としても、09年夏の甲子園でベスト4入りした。15年から東海地区大学野球、岐阜学生リーグに所属する朝日大の監督に就任。昨秋リーグ
戦は2位だった。部は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、6日から活動を中止していた。


中日スポーツ
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