夫の新型コロナ感染が、夫婦間に亀裂を生んでいる──。

 沖縄でのゴルフ中に体調不良を訴え、帰京後に感染が発覚した石田純一(66才)。妻の東尾理子(44才)は、夫の軽率な行動を自らの責任としてブログで謝罪したのだが、その行為には妻としてのある思いが込められているという。

「今回に限らず、石田さんは家を抜け出すようにたびたび仕事を理由に沖縄に行ってはゴルフを楽しんでいたようです。その間、ひとりで3人の子供の面倒を見ることになる理子さんは、夫のマイペースぶりに怒り心頭といった様子でした。
今回、自らの責任にしてブログで謝罪し、石田さんの“鼻チューブ姿”まで公開したのは、夫に対する強烈なお灸でしょうね。軽率だった石田さんの感染によって理子さんやお子さんたちの行動も制限されるわけですから…。石田さんは回復後も家族が落ち着くまでに時間がかかりそうです」(東尾の知人)

 意見の食い違いが大げんかに発展したのは、赤江珠緒アナウンサー(45才)。

 赤江アナの夫は『報道ステーション』(テレビ朝日系)のチーフディレクター。4月12日、『報ステ』メインキャスターの富川悠太アナ(43才)の感染が発表されると、“濃厚接触者”の夫が在宅勤務に。すると、赤江アナもパーソナリティーを務めるラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)に自宅からテレワーク出演。
そこで夫の症状を「感染の疑いがある」と“スクープ公表”したのである。
 赤江アナが早期にラジオのスタジオ出演を取りやめたことは正しい判断だと称賛されたが…。

「この時点で、旦那さんは陽性と診断されておらず、風邪などの別の病気の可能性も残っていたんです。赤江さんの発言にテレ朝サイドはドン引きしたとか。これじゃ、感染したと言っているようなもの。その後、夫婦間で大げんかになったようですよ」(テレビ朝日関係者)

 結局、15日には赤江アナの夫のコロナ感染が発覚。18日には赤江アナも陽性であることが判明した。

 夫婦どちらかが先に感染した場合、大豪邸でもない限り濃厚接触は避けられない。問題は感染の有無がわからない家族の身の振り方だ。

「幸いにも2才の娘さんは陰性でしたが、深刻なのが預け先。赤江さんは娘さんにうつさないように最初は親戚に預けようと考えたそうですが、預ける準備をするまでの間に娘さんが感染しないとも言い切れない。結果的に親戚にまで感染を広げる可能性もあるということで、悩んだ末に親戚には預けず、自分で面倒を見るという苦渋の決断をしたそうです。

 でも、子供に感染させてしまう可能性は高いわけで、非常につらい選択ですよね」(赤江アナの知人)

 家庭内感染は増加中。感染者は加害者ではない。それでも夫を責めずにはいられない──コロナは夫婦関係を映す鏡か。

※女性セブン2020年5月7・14日号

2020.04.23 16:00
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