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2020/04/19(日) 15:24:46.78ID:KCQb4vDF9アメリカテニス協会(USTA)の最高経営責任者であるマイク・ドウズ氏は、USオープンテニスの開催可否については「時期尚早」と述べながらも、6月には開催可否の決定を下す予定であることを発表した。
ただし、無観客試合でのUSオープンテニス開催の可能性をきわめて低いとしている。
「無観客でプレーすることに関しては、現在のところ全く俎上にのせていません。正直なところ、話し合う機会はオープンにしています。でも、それ(無観客試合)は無いかなと思います。テニスの祭典の精神に本当にそぐわない。現時点で、無観客試合はまずあり得ないシナリオだと言っておきます」
このように語ったドウズ氏は、もちろん大会を開催するには、選手や観客や大会スタッフの健康や安全を守ることが大前提であることとしている。
現在、USオープンの会場であるUSTAビリー・ジーン・キングナショナルテニスセンターには、新型コロナウィルス感染症患者の臨時の受け入れ施設が設けられている。
テニスセンターは、ニューヨークのマンハッタン島から車で30分ほどのクィーンズ地区にあるコロナパークの一画にあるが、その中にあるインドアテニスコートの施設内に、ベッド450床が用意され、新型コロナウィルス感染症患者の臨時病院として、4月6日の週から稼働している。
また、会場で2番目に収容人数の多いコートであるルイ・アームストロングスタジアムは、食料の配送センターとして使用されている。そして、医療従事者や給食を食べられない子供たちに、1日2万5000食の供給サポートをしている。
今後、もしUSオープンテニスが今年開催されなかった場合、大会賞金総額の一部を新型コロナウィルス関連のサポートへ回す可能性もあるとし、男子ATPや女子WTAと共に、大会賞金について再考する可能性も示唆した。
新型コロナウィルス感染症による、アメリカでの感染者の累計は67万人に達し、死者は、4月17日15時(日本時間)時点で3万4000人を超えている(データ:ウィキペディア、グーグル)。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohitoshi/20200417-00173845/