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2020.04.15

『もやしもん』『惑わない星』などで知られる漫画家の石川雅之先生が、2020年4月10日(金)、Twitterを更新。娘さんとのやり取りを投稿したところ、大きな反響がありました。

石川雅之先生の娘さんは、父親に対して「『もやしもん』とか『惑わない星』でなく、『鬼滅の刃』みたいなマンガを描いたら?」と口にしたのだそう。石川雅之先生はこれを「漫画家あるある」として「カッチーン」ときてしまったことをつづっています。

そして石川雅之先生は早速『鬼滅の刃』のイラストを描き、娘さんの部屋に貼ることに。描いたイラストは、炭治郎などのメインキャラクターではなく、「上弦の肆(半天狗)と伍(玉壺)」。小さい子供が見たら泣いてしまいそうな、リアルな描き込みです。

この絵を見た娘さんは「何で肆と伍なの?」と冷めた表情だったとのこと。石川雅之先生は「この時の甘露寺さんがかわいかったから」と答えると、娘さんは「そっち描けや」と返したそうです。

こういった出来事は、石川雅之先生がツイートしているように漫画家にはよくある様子。手塚治虫先生の娘である手塚るみ子さんは「漫画家の娘あるあるー。ついつい軽い気持ちで言っちゃうんですねこういうこと。でも描いちゃう石川先生いいぞー」とコメントしています。

石川雅之先生が描いた『鬼滅の刃』のキャラクターには、「クオリティがすごい」「なんだろう? この画力の無駄遣い感」「プロの本気のイタズラを見た」などのコメントが寄せられました。娘さんの期待には添えなかったようですが、ファンにとっては石川雅之先生からの思わぬプレゼントとなりました。

「ほうらむすめ。上弦の肆と伍だよ。机の前に張ったった!」
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