2020年3月15日 4時0分スポーツ報知
WANDS、27年ぶりドラマ主題歌…栗山千明主演BSテレ東「サイレント・ヴォイス」
https://hochi.news/articles/20200315-OHT1T50025.html

27年ぶりにドラマ主題歌を歌うWANDS(左から木村真也、柴崎浩、上原大史)
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ドラマ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2」に主演する栗山千明
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 2000年3月に解体(=解散)し、昨年11月に再始動した3人組ロックバンド「WANDS」が、4月11日スタートのBSテレ東「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2」(栗山千明主演、土曜・後9時)で27年ぶりにドラマの主題歌を務めることが14日、分かった。93年にテレビ朝日系ネオドラマ枠で「時の扉」を歌って以来のドラマ主題歌になる。

 タイトルは「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」(5月発売予定)。新ボーカル・上原大史(だいし、年齢非公表)の書き下ろし曲で、ヒット曲「もっと強く抱きしめたなら」(92年)を彷彿(ほうふつ)とさせるラブソングだ。人の持つしぐさ、表情から被疑者のウソを見破る行動心理学の使い手の刑事(栗山)を、優しく包み込むような温かいナンバーになった。

 WANDSは上原を迎え、ギター・柴崎浩(50)、キーボード・木村真也(50)の3人で、昨年11月に再始動した。抜群の歌唱力と表現力を武器に、20年ぶりのシングル「真っ赤なLip」(1月発売)は、YouTubeの再生回数100万回を突破するなど好調だ。

 27年ぶりのドラマ主題歌に、上原は「すごく大好きな曲になったのでうれしく思います。作品の世界観と、どんな化学反応を起こすか楽しみ」と期待。「『どんな言葉選んでも なんか嘘(うそ)っぽくなるんだ』という歌詞があるのですが、隠しても隠しても、相手のウソを見抜く主人公と恋の駆け引きをしたら―そんな悩みを抱えてしまうんじゃないかな」とコメントした。

 ◆WANDS ボーカル・上杉昇、柴崎、キーボード・大島こうすけで1991年にデビュー(第1期)。上杉、柴崎、木村となった第2期(92年7月〜96年)に「もっと強く抱きしめたなら」、中山美穂&WANDS名義でリリースした「世界中の誰よりきっと」(92年)などが大ヒット。97〜00年3月のボーカル・和久二郎、ギター・杉元一生、木村が第3期。解体中の18年に大島と柴崎が上原を新ボーカルに迎え楽曲制作を開始(第4期)。大島が裏方に回り木村が加わった現在は第5期に当たる。

(おわり)