女優・鈴木杏樹(50)が〈軽率な行動〉を反省するコメントを発表してから約3週間。不倫相手の俳優・喜多村緑郎(51)が出演する舞台「八つ墓村」には
連日マスコミが殺到するなど、未だ騒動は沈静化していない。

「週刊文春」が元宝塚トップスターの女優・貴城けい(45)を妻に持つ喜多村と杏樹の不倫関係を報じたのは、2月6日のことだった。

 喜多村の知人がいう。

「常日頃、彼は、『頑張っているのに、俺はなんでいつまで経っても無名なんだ。いっそのことスキャンダルでも起こせば有名になるかも』と周囲に話していました。
今回の不倫騒動で彼の悪名は轟きましたが、『海浜公園で文春に撮られた写真は船から狙われたんじゃないか。あのとき船が急に光ったんだよな』と語るなど、
まるで悪びれていなかった」

〈独り身になるつもりでいる〉と杏樹に語ったとされる喜多村だが、貴城には離婚に向けたアクションは何一つ起こしていないどころか、隠蔽工作に励んでいた。

「杏樹さんは3月27〜29日、名古屋で舞台『罪のない嘘』に出演する予定ですが、喜多村さんは俳優・河合雪之丞さんやお弟子さんと一緒に名古屋入りし、
現地で彼女と一夜を共にする計画を立てていた。『みんなで行けば妻にもバレずに名古屋を満喫できる』って。喜多村さん夫婦の結婚記念日は1月27日ですが、
彼が杏樹さんとの逢瀬のために超高層マンションの一室を奥さんに内緒で契約したのは、その2日後のことでした」(前出・喜多村の知人)

「週刊文春」による不倫報道の直後、喜多村は同物件を解約している。

「3月末に部屋を受け渡す予定になっています。1年未満の解約となったため、家賃1カ月分である約20万円の違約金が発生しています」(不動産関係者)

 ある舞台関係者が喜多村の今後を占う。

「彼の年収は歌舞伎時代に比べて『だいぶ減った』と話していました。舞台のギャラは1本70〜80万円程度、年収は1000万円前後。今後、新たに大きな仕事が
舞い降りる可能性は低く、共演NGにする女優も少なくないでしょう」

 一方、傷心の杏樹が頼ったのは、長年の“相棒”だったという。

「ドラマ『相棒』で共演し、旧知の仲である元俳優の成宮寛貴です。彼女は『いま抱えている仕事が片付いたら海外移住しようかな』と周囲に吐露している。
成宮に『ヨーロッパとかに長期滞在するときは誰を頼ればいいの?』と尋ねるなど、海外生活の先輩としての知恵を借りたそうです」(成宮を知る芸能関係者)

「FRIDAY」が成宮のコカイン吸引疑惑を報じたのは、今から約3年前の16年12月のことだった。成宮は〈今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい〉という
メッセージを残し、芸能界引退を発表。単身ヨーロッパに渡ったが、

「たびたび帰国しています。警戒心が強く、帰国の際にも羽田や成田を利用せず、韓国経由で静岡空港に降り立ち、中学時代の同級生が車で東京まで送迎するという念の入れようです」(同前)

貴城は杏樹への慰謝料請求を検討

 不倫騒動の一番の被害者である貴城は現在も、療養を続けている。

「彼女は弁護士と相談し、杏樹さんに対し、慰謝料請求をすることを検討しています」(事務所関係者)

 2月上旬、貴城は知人にこう話していたという。

「もちろん夫が悪いのは当たり前。でも、私が人生めちゃくちゃにされたなら相手(杏樹)も同じ制裁は受けるべきですよね。まさか自分がこんなことを思う
日が来るなんて、本当に辛くて惨めです」

 杏樹の所属事務所に貴城に対する謝罪の有無を尋ねたが、回答はなかった。

 舞台を法廷に移した第二幕もあるのかもしれない。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200303-00036353-bunshun-ent&;p=1
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200303-00036353-bunshun-ent&;p=2