俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第7話が1日に放送され、平均視聴率は15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、
分かった。前回第6話の13・8%から1・2ポイント増で、2週連続上昇となった。また、本放送の2時間前に放送され“早麒麟”の愛称で親しまれるBSプレミアム(日曜後6・00)は4・7%。
番組最高タイをマークした。 

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。
物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 2016年「真田丸」(19・9%)以来4年ぶりの大河初回19%超となる19・1%と好発進。第2話=17・9%、第3話=16・1%、第4話=13・5%、第5話=13・2%、第6話=13・8%、
第7話=15・0%と推移している。

 第7話は「帰蝶の願い」。駿河の今川義元(片岡愛之助)の動きに脅かされた織田信秀(高橋克典)は、美濃の斎藤道三(本木雅弘)と和議を結ぶことを決める。そのために娘の帰蝶(川口春奈)を、
嫡男・信長(染谷将太)の妻に迎え入れたいと申し出る。旅から明智荘に帰った光秀(長谷川)を待ち構えていた帰蝶は、幼なじみで、ほのかな恋心を抱く光秀に、今回の尾張への輿入れを
止めてほしいと頼む。一方、光秀は口を利かなくなった帰蝶を説得するように道三から命じられる…という展開だった。

スポニチ

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