TOKIOの長瀬智也が2021年をめどにジャニーズ事務所を退所する方向で動いていると、2月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。

2018年に山口達也が不祥事を起こし退所したことで、音楽活動を休止しているTOKIO。長瀬は、音楽活動を再開させるために、退所の道を模索しているという。

「山口以外の4人で音楽活動をすれば退所は避けられるかもしれないが、ジャニーズ事務所は許そうとしない。一方、長瀬は“山口以外のベーシストとバンドを組むつもりはない”との思いを持っているとのこと。
そういった事情があるなかで、長瀬はジャニーズ事務所での活動は難しいと判断したようです」(音楽業界関係者)

では、もしも長瀬が退所したならば、山口と合流し、ともに音楽活動をしていくということなのだろうか?

「長瀬さんの中には“山口と合流”というプランもあるのかもしれない。でも、周囲の関係者は当然ながら歓迎するわけがない。少なくとも“山口と合流する!”などと大々的にアピールすることはないでしょう。
あったとしても、“ソロとして活動する長瀬のバックバンドに山口がひっそりと参加していた……”くらいの感じでしょう」(同)

ジャニーズ事務所を退所したソロアーティストと言えば、赤西仁と錦戸亮が新プロジェクト「N/A」を結成。長瀬がほかの“元ジャニーズ”とコラボする可能性はあるのだろうか。

「錦戸はジャニーズ時代、長瀬のことを慕っていた時期もあって、関係性は比較的深い。最近はそんなに繋がっているイメージはないものの、錦戸のソロでの音楽性もロック色が強くて、
長瀬の好きな路線に近いものがあるので、意外とコラボはあり得るかもしれません。

また、元関ジャニ∞の渋谷すばるも、長瀬との相性は良さそう。がっちりタッグを組んでコラボ曲を出すというところまではなくても、2人で対バンライブをするくらいの可能性はあると思います」(同)

ベテラン勢を冷遇でジャニーズ事務所は一気に世代交代へ?

とにかく音楽活動に心が向いている長瀬。ジャニーズ事務所が引き止める可能性は?

「ジャニー喜多川氏が亡くなったことで、ジャニーズ事務所は一気に世代交代しようとしています。滝沢秀明副社長を中心に、若手タレント中心のビジネスに向かっていて、ベテラン勢に費やすリソースは減少傾向にあると言われています。

TOKIOについても同様で、事務所的にはここでもう一度お金とスタッフを投入して立て直そうとは思っていないでしょう。長瀬に対しても、どちらかといえば“ご自由にどうぞ”というスタンスに近い。もちろん、新しい地図のように遺恨を残して辞めていくという形は望まないので、これから時間をかけて調整していくとは思いますが、退所の方向性は崩れないのでは」(同)

中居正広に続いて、長瀬智也も退所となれば、世代交代も加速することとなるジャニーズ事務所。長瀬以外のベテランジャニーズタレントも動き出すかもしれない。

https://www.cyzo.com/2020/02/post_232852_entry.html
(2020/02/28 21:00)