0001臼羅昆布 ★
2020/02/29(土) 17:48:44.10ID:hM2k9Efz9https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/1760841/
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロレス各団体が興行中止などの対応を迫られるなか、武藤敬司(57)がプロデュースする
「プロレスリング・マスターズ」は後楽園ホール大会(28日)を予定通り開催。
武藤は大会強行の裏にあった葛藤と信念を明かした。またセコンドとして来場した“黒いカリスマ”蝶野正洋(56)も、
プロレス界の置かれた現状を踏まえた上で、一律自粛ムードに疑問符をつけた。
新型コロナウイルスを巡っては政府が3月中旬まで大規模イベントの自粛を要請し、新日本プロレスが11大会の中止を決めるなど各団体が対応に追われている。
マスターズは会場内で感染防止対策を施し、チケットの返金も受けつけたうえで開催。
スポーツ界全体で自粛ムードが広まっているだけに、賛否が巻き起こることは武藤も覚悟していたという。
試合後に本紙の取材に応じ「ぶっちゃけ東スポだから言うけど、これだけ自粛やってたら、コロナで死ぬ人よりも経済が回らなくて自殺しちゃう
人のほうが多くなっちゃうよ。まさしくエンターテインメントなんて一番最初に首絞められちゃったからさ」と現状への危機感を吐露した。
もちろん観客の安全があってこその興行とした上で「今回は俺の判断に投げられたからやることにしたんだけど…。
次も同じ状況に追い込まれたら、どう判断するのかは分からない。それくらい際どい判断だった」という。
大会前には来場が決定していた師匠のアントニオ猪木氏(77)にも相談。
「どっちでもいい。お前が決めなさい」と託され、「迷わず行けよ」の精神で開催した。
当日までに約300件のキャンセルもあったというが「今の時点では、やってよかったと思いますよ」と振り返った。
蝶野も大会開催を「英断」と表現した。政府の対応とプロレス界の現状を踏まえると「全中止」は現実的ではないと考えるからだ。
「大手の新日本プロレスなんかは体力がある。ただ他のところは体力がなくなった時…職を失って、家族を食わせていけない。そういう時どうするのかは考えてあげないと」
自粛要請の期間は約2週間だが、その後にすぐ再開できる保証もない。
「無観客試合とか、そういう処置があってもとは思う。ただそれではどうにもならない団体があるというか、そっちのほうがほとんどだと思う」。
中止一辺倒では業界が崩壊すると警鐘を鳴らす。
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レジェンドに囲まれた猪木氏(前列中央)