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2/12(水) 13:00 飯田一史 | ライター

ふじたによる大ヒットマンガ『ヲタクに恋は難しい』を福田雄一監督が実写映画化した作品が2020年2月7日から公開中だ。
ところがTwitterなどSNSを見るかぎり、原作ファンの多くからは好評とは言いがたい状態だ。なぜだろうか?

これまでも福田雄一監督はマンガを原作とした実写ドラマや映画を多数手がけてきた。
『アオイホノオ』『今日から俺は!!』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』等々。
もともと福田監督は佐藤二朗やムロツヨシといったメンツを必ず登場させて若干内輪ノリなパートを挿入したり、原作の設定やストーリーから逸脱するものもなかったわけではない。ところがそのなかでも今回の『ヲタ恋』は特別反発が強いように見受けられる。

たとえばオタクたちを登場人物にした作品でも『アオイホノオ』のときは原作ファンからも歓迎され、『ヲタ恋』はそうではなく、「監督はオタクをバカにしている」という感想が散見されるのはなぜだろうか?

福田監督の演出が生きるのは熱血バカを主人公にしたときである。ウラオモテのないハイテンションバカと言ってもいい。
こういう人間を視聴者側が観て笑ってしまうのは、キャラ側が突き抜けていておもしろいからである。
『アオイホノオ』に登場するホノオも庵野秀明もどうかしているが、彼らを観ていて「オタクをバカにしている」感じはしない。もともとそういうキャラ(人物)だったろうなと思うだけで、不自然な誇張が感じられないからだ。

ところが『ヲタ恋』は隠れオタOLの成海にしろ、クールメガネの宏嵩にしろ熱血バカではない。にもかかわらず、根本的には監督が撮るスタイルを変えていないがゆえに、齟齬が起きてしまっている。

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