KAN、5年ぶりニューシングルMVで「57歳にもなって」華麗にダンス
2020年1月28日 12:14
https://natalie.mu/music/news/364905
KAN
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KAN『ポップミュージック』 Short Version
https://www.youtube.com/watch?v=O4Bl0ehLQic


KANが2月26日にニューシングル「ポップミュージック」をリリースする。

KANのシングルリリースは約5年ぶり。タイトル曲は1980年代テイストの打ち込みサウンドにストリングスを乗せたディスコチューンに仕上がっている。本日1月28日に開設されたKANの公式YouTubeチャンネルでは、香瑠鼓が振り付けを手がけた「ポップミュージック」のMVを公開。映像の中でパワフルなダンスを披露したKANは、今回のMVについて「自分のカラダのキレの悪さに愕然としたことは事実ですが、57歳にもなって自らすすんで踊ろうとするミュージシャンはあんまりいないよね、ということで、寛大に御笑観いただければ、と思います」とコメントしている。

シングルリリース後、2月29日からはピアノ弾き語りツアー「弾き語りばったり #31『小さい土器みつけた」がスタート。ツアー初日には約28年ぶりのアーティスト本「KAN in the BOOK」も発売される。


◆KAN コメント

メロディ発想時に特に意味もなくあった「Pop Pop Pop Pop Music」というフレーズが、気がつきゃアタマの中でがっつりフィックスしてたもんですから、ポップスアーティストとしてデビューして32年半も経ったこの期におよんで「ポップって何?」と自問自答を繰り返すだけではどうにもならず、この時期一緒にお酒を飲んだミュージシャンに「ポップって何?」と漠然とした質問を投げつけては困惑させ、そんなことを繰り返しながら書いた歌詞は、なんだかちょっぴり切ないものになりました。

完全な洋楽カブレ世代の私ですが、この曲はメロディ・アレンジともになぜか敢えて和風のフレーズに執着しています。典型的なディスコビートの上に4種のシーケンスフレーズで全体のリズム感とコード感を構築した打ち込みオケは、やはり自身の編曲の基礎である80年代風になりました。そんなオケの上を畝り疾走する弦楽器のみ生演奏で録音しています。

90年代半ばに“ひとりZOO宣言”をして、ライブでは積極的に踊っていましたが、数年後「これは求められてないな」ということに気づき、以降のライブではただクネクネしていただけの私ですが、今回のこの曲はダンシングミュージックビデオを作りたい、と思い立ち、巨匠・香瑠鼓先生に振り付けを依頼。約25年ぶりにダンスレッスンに通い、振りを覚えて、ヤングなダンサーさんとともに撮影に臨みました。結果、自分のカラダのキレの悪さに愕然としたことは事実ですが、57歳にもなって自らすすんで踊ろうとするミュージシャンはあんまりいないよね、ということで、寛大に御笑観いただければ、と思います。

◆KAN「ポップミュージック」収録内容
CD
01. ポップミュージック
02. KANのChristmas Song(弦楽四重奏とともに)
03. ポップミュージック(カラオケ)
04. KANのChristmas Song(弦楽四重奏カラオケ)

DVD
01. ポップミュージック(ダンシング・ミュージック・ビデオ)

(以下略、ライブツアー詳細は引用元サイトをご覧ください。)