https://bunshun.jp/articles/-/28794

「こんばんは。平手友梨奈です。先ほど、欅坂46のホームページで発表ありましたが、私、平手友梨奈は欅坂46を離れることになりました。その件については、今は話したいと思わないので、いつか自分が話したいと思った時にどこか機会があればお話しさせていただこうかなと思っております」

 平手友梨奈(18)が1月23日に放送されたラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)内で自身が担当しているコーナー「GIRLS LOCKS!」で、所属するアイドルグループ「欅坂46」を”脱退”することについて言及した。

円満なかたちではない

 この放送1時間前に、欅坂公式ホームページで平手の脱退、そして人気メンバーの織田奈那(21)、鈴本美愉(22)の”卒業”、佐藤詩織(23)の活動休止が発表されていた。

「織田と鈴本は”卒業”ですが、平手は卒業ではなく、”脱退”という表現になっています。これは本人の意思を尊重したため。そこには円満なかたちではない、というメッセージがこめられているのだと思います。ラジオでの『今は話したいと思わない』という発言にも、それが表れている」(レコード会社関係者)

織田の熱愛、鈴本のモチベーション崩壊…

 これらは週刊文春デジタルが報じてきた欅坂46の内部崩壊が表面化したものだと言える。やはり卒業ラッシュは止まらなかった。2019年9月に報じた織田の熱愛スクープ。すでに気付いていた他メンバーのモチベーションは低下し、何人かのメンバーが「卒業」という言葉を口にするようになった。その一人、鈴本の海外留学の真相と卒業についても、2019年11月16日に週刊文春デジタルは報じていた。

欅坂46の絶対的センターの脱退発表は社内でも”極秘案件”として扱われていた。
「平手の脱退は半年ほど前からごく一部の関係者だけで内々に進められていました。9月に行われた東京ドームのライブDVDは、12月末の発売予定で制作を進めていました。
ですが、制作途中で平手のグループ脱退を知らされた制作陣は、脱退発表の後にリリース日を合わせるように指示を受け、結局、1月末発売に延期されました」(同前)

 平手はメンバー最年少。2016年4月にリリースされたグループのデビュー曲「サイレントマジョリティー」を含め、シングル8曲すべてでセンターポジションを務め、その圧倒的な存在感が牽引したグループの人気は旭日昇天の勢いだった。

だが、既報の通り、この“平手一強体制”により多くのメンバーが振り回されたのも事実。最終的に平手脱退にもつながったという。