『マッドマックス 怒りのデスロード』が、エンパイア誌が行った「今世紀最高の映画100選」投票でトップの座に輝いた。同誌の批評家と読者は、荒廃した近未来を描いたヒットシリーズのジョージ・ミラー監督(74)による2015年作品を過去20年に公開された映画の中で最高作品に選出した。トム・ハーディとシャーリーズ・セロンが主演しアカデミー賞6賞を獲得した同作品は、トップ5入りした『ロード・オブ・ザ・リング』『ダークナイト』『インセプション』『ムーンライト』を抑えて首位となっている。

 『マッドマックス 怒りのデスロード』が、エンパイア誌が行った「今世紀最高の映画100選」投票でトップの座に輝いた。同誌の批評家と読者は、荒廃した近未来を描いたヒットシリーズのジョージ・ミラー監督(74)による2015年作品を過去20年に公開された映画の中で最高作品に選出した。トム・ハーディとシャーリーズ・セロンが主演しアカデミー賞6賞を獲得した同作品は、トップ5入りした『ロード・オブ・ザ・リング』『ダークナイト』『インセプション』『ムーンライト』を抑えて首位となっている。

 『ベイブ』などでも知られるミラー監督は、その喜びを同誌にこう語っている。「素敵な誉め言葉ですね。映画の価値はどう計ると思いますか?」「考えてみましたが『映画館を出てからどれだけ長い間付きまとってくるか』ということだと思います」「駐車場に着く頃には忘れてしまっている映画もあれば、生涯ずっとついてくる映画もあります」

 また製作までには数年にわたる苦労があったそうで「何度もダメになりそうでしたが、この作品が頭から離れることはありませんでした。そう簡単に諦められるものではなかったのです」と続け、さらにフュリオサ大隊長を演じたシャーリーズを「シャーリーズが運転する戦闘車の後ろに座ってセットに戻って行く時『もし今荒廃した近未来にいるとしたら、戦闘車を運転しているのがシャーリーズで良かった』と思うだろうと考える時がありましたね。彼女こそ、フュリオサでした」と称賛していた。

 『マッドマックス 怒りのデスロード』が、批評家投票で最高作品に選ばれた一方、読者投票では『ロード・オブ・ザ・リング』がトップの座に輝き、『マッドマックス』が後に続いた。J.R.R.トールキンの同名小説を原作にしたピーター・ジャクソン監督の同シリーズは、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』が43位、『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』が53位に入り、3部作全作が同リストに入っている。

 また、故ヒース・レジャーがジョーカー役を演じアカデミー賞を受賞したクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』が3位となった一方で、ホアキン・フェニックスがタイトルロールを演じ、暴力描写が昨年論争を呼んだトッド・フィリップス監督の『ジョーカー』は39位にとどまった。

 女性監督としては、ソフィア・コッポラが『ロスト・イン・トランスレーション』で10位となりトップ10入りを果たしている。

 エンパイア誌の「今世紀最高の映画100選」の上位10位は以下の通り。

1. 『マッドマックス 怒りのデスロード』



2. 『ロード・オブ・ザ・リング』



3. 『ダークナイト』



4. 『インセプション』



5. 『ムーンライト』



6. 『ソーシャル・ネットワーク』



7. 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』



8. 『ゲット・アウト』



9. 『パンズ・ラビリンス』



10.『ロスト・イン・トランスレーション』

(BANG Media International/デイリースポーツ)

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1 Egg ★ 2020/01/21(火) 22:44:28.28
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