米紙「ヒューストン・クロニクル」が昨年5月にファウルボールが直撃した2歳少女の症状を伝える

昨年5月29日(日本時間30日)のヒューストンでのアストロズ-カブスの一戦で、カブスのアルバート・アルモラJr.外野手の痛烈なファウルボールが観戦していた少女に直撃するというアクシデントがあった。アルモラJr.はその場で涙を流し、試合は一時中断。少女が重症を負うショッキングな出来事だったが、ファウルが直撃した2歳の少女は事故後7か月後の今も治療が続いているという。アストロズの地元紙「ヒューストン・クロニクル」が伝えている。

【動画】痛烈なファウルが観客席に飛び込んだ後、座り込んで涙を流すアルモラJr.を同僚やマドン監督が慰める
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 同紙はファウルが直撃した少女家族の弁護士にインタビューを実施。弁護士は少女の症状について「脳の一部に損傷を負い、それは永久的なものです。発作が続き、薬を飲み続けることになります。そして、それが生涯続く可能性があります」と説明。この事故で損傷した脳の部分には発作や感覚障害、空間認識障害につながる可能性があるという。

 医師や少女の両親によると、少女はファウル直撃で無反応、夜驚症、頻繁な頭痛も発生しているという。認知障害を負うかは未だに判断できていないが、弁護士は「少女はこの年頃の子がするようなことをほとんどできますが、両親は注意していなければなりません。彼女には素晴らしい両親がいて、素晴らしいケアを受けています」と少女の現状を明かした。

 この事故で各方面から球場の防護ネットの拡張を求める声が広がり、これまでに大リーグ機構は全30球場で防球ネットを拡張すると発表している。弁護士は「明らかに大変大きなステップです」と評価したが、より安全に試合観戦できる環境つくりが進むことを願うばかりだ。

写真
ファウルがファンに直撃し、涙するカブスのアルモラJr.(右)
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1/8(水) 16:35配信 フルカウント
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1 Egg ★ 2020/01/08(水) 22:38:46.49
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