《良かったー!もー!FRIDAYさんビビらさんといてや!!会社全然怒ってなかったやん!年末年始楽しまれへんところやったやん!!》(原文ママ)

吉本を怒らせた たむらけんじの危険な専属エージェント契約交渉

「FRIDAYデジタル」が12月17日に掲載した『吉本を怒らせたたむらけんじの危険な専属エージェント契約交渉』を受けて、12月19日に芸人のたむらけんじは冒頭のコメントをインスタグラムに投稿した。

たむらが推し進めようとしている吉本興業との専属エージェント契約について、副社長の藤原寛氏と偶然会った際、ニコニコしていて機嫌が良かったため歓喜したという。

だが、年末には、たむらにも密接に関わる動きが吉本内にあった。

「12月20日に闇営業問題後に設置した外部識者による“経営アドバイザリー委員会”の中間取りまとめ報告会見がありました。そこで事務所を通さない“直営業”に関してのルール作りを明確にした。芸人に“直営業”の依頼があったら事前に吉本に報告することを義務化。吉本が先方にヒアリングをして“反社チェック”をする。そしてクリアできたら、書面を交わし芸人を派遣。ギャラは吉本に振り込んでもらい、そのままスルーで芸人に振り込む。そうすることで反社チェックと脱税リスクを回避できるというシステムです」(吉本関係者)

とはいえ、社会に紛れ込む“反社勢力”をチェックし、見抜くことは可能なのだろうか。

「吉本の反社チェックは日本一と言っても過言ではありません。詳細は明かせませんが、どんな商社、銀行、もはや政府にも負けないレベルのデータをこの10年間蓄積しています。うちのフィルターを通せばほぼ100%、反社の人物か見抜ける自信があります。確かに‘14年に入江慎也が開催したイベントに反社が潜り込んでいたことがありました。その時は一任していた代表のイベンターが発注した下請けの業者に反社が紛れていたんです。これが問題となったことで、吉本は今後すべて関わる人物を反社チェックすることにしています。そうすることで芸人と会社を守ることができる。それに加えて先方と契約書を交わし、万が一のことがあったら賠償請求することも視野に入れています」(同・関係者)

‘19年は吉本にとって、まさに『闇営業』問題に明け暮れた年だった。それだけにこの問題は、たむらのエージェント契約問題にも関係してくるという。

「吉本としては、所属タレントに関しては直営業でも反社対策をして徹底して“守る”という姿勢を見せることで、エージェント契約する人と差別化を図る考えです。逆に言えば、エージェント契約の人間は、もし反社の人と関わりがあった場合は、即契約を打ち切るくらいのドライな対応になるでしょう。そうすることで吉本に守られている方が安心だということを芸人に対し強烈に植え付けることになるのです。たむらさんは飲食店を経営しており、自分が知らないところで仕入れ業者などに反社会勢力が入り込む危険性も十分にある。それ以外に直接取ってきた営業なども、エージェント契約の彼は吉本の反社チェックは受けられないし、守ってもらえないということになりそうです」(スポーツ紙記者)

闇営業問題から端を発した吉本と芸人との契約問題。「極楽とんぼ」の加藤浩次と事務所サイドが話し合うことで生まれた“専属エージェント契約”を利用しているのは、現時点では加藤と闇営業で活動休止中の「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮くらいではないかと言われている。

つづく

1/6(月) 17:27配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200106-00000008-friday-ent

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200106-00000008-friday-000-5-view.jpg