【スコア】
ウルヴァーハンプトン 3−2 マンチェスター・C

【得点者】
0−1 25分 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
0−2 50分 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
1−2 55分 アダマ・トラオレ(ウルヴァーハンプトン)
2−2 82分 ラウール・ヒメネス(ウルヴァーハンプトン)
3−2 89分 マット・ドハティ(ウルヴァーハンプトン)

スポナビ
https://soccer.yahoo.co.jp/ws/game/top/20075390


現地時間27日、プレミアリーグ第19節ウォルヴァー・ハンプトンvsマンチェスター・シティの一戦が行われた。

同じ節で首位リヴァプールが2位レスターを下したこともあり、この試合に勝利すれば2位に躍り出るマンチェスター・C。敵地でウルヴス相手に勝ち点3を奪いたいところだったが、この試合ではいきなり厳しい展開に追い込まれてしまう。

12分、ウルヴスはジョニーが裏に走り込み、そこに浮き球のスルーパスが後方から出される。GKエデルソンがエリア外に飛び出してクリアしようとするも、ジョニーが先にボールに触れ、エデルソンはジョニーに接触して倒してしまう。このプレーに主審はGKエデルソンに一発退場処分を下した。いきなり数的不利に追い込まれ、ジョゼップ・グアルディオラ監督はFWセルヒオ・アグエロを下げ、GKクラウディオ・ブラーボを投入する。

10人のマンチェスター・Cはここからポゼッションはある程度度外視して守りながら速攻に転じるスタイルに集中し、21分にゴールチャンスがやってくる。21分、ウルヴスDFレアンデル・デンドンケルがエリア内でファウルしたとして、マンチェスター・CにPKが与えられる。

このチャンスにラヒーム・スターリングがキッカーを務めるも、GKルイ・パトリシオのビッグセーブでPKが阻まれてしまう。だがこのPKは選手がエリア内に入るのが早かったとして蹴り直しとなり、再びスターリングがPKを蹴ることになった。ルイ・パトリシオは2本目のPKも反応して体に当てるが、このディフレクトをスターリングが押し込んでPKによりマンチェスター・Cが先制した。なお、ホームのウルヴスサポーターはこの判定に大ブーイングを浴びせ、ピッチ内には物が投げ込まれるシーンも。前半はマンチェスター・Cの1点リードで折り返した。

後半に入り50分、マンチェスター・Cはカウンターの場面でケヴィン・デ・ブライネが裏へとスルーパスを送り、スターリングが左サイドから裏へ抜け出す。スターリングは相手GKの位置を見極めてループ気味にゴールへと流し込み、数的不利のマンチェスター・Cが0−2とリードを2点に広げた。

2点を追うウルヴスは55分、アダマ・トラオレがミドルレンジから強烈なグラウンダーのシュートを決め、1−2と1点を返すことに成功した。これで勢いづいたウルヴスはこの後も数滴有利の状況を生かしてマンチェスター・Cゴールを脅かす。

反撃がようやく実ったのは82分だった。ゴールエリア右側でトラオレがバンジャマン・メンディからボールを奪うと、すぐさま中へとクロスを入れる。そのボールにラウール・ヒメネスがダイレクトで押し込んで2−2の同点に追いついた。

そして土壇場の89分には右サイドからマシュー・ドハーティがカットインを仕掛け、味方とのワン・ツーから左足でネットを揺らし、3−2と逆転に成功した。

試合はこのまま3−2で決着し、数的不利のマンチェスター・Cが一度は2点をリードするも、ウルヴスが3−2と2点ビハインドをひっくり返して大逆転勝利を飾っている。ウルヴスは10月上旬のアウェー戦でもマンチェスター・Cを撃破(0−2)しており、昨季プレミア王者にシーズンダブルを達成する形になった。

この結果、マンチェスター・Cは勝ち点38のままで順位は3位、首位リヴァプールとの勝ち点差は14から変わらず。一方、ウルヴスは勝ち点を30に伸ばして5位に浮上している。

12/28(土) 7:04配信 GOAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00010002-goal-socc

写真
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順位表https://soccer.yahoo.co.jp/ws/standings/52