1月4、5日に開催される新日本プロレスの東京ドーム大会で引退する獣神サンダー・ライガーが25日、
東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで、この日発売された6枚組DVD−BOX「獣神伝説〜30年間の激選名勝負集〜」の発売記念イベントを行った。

本作はライガーの名勝負を84試合、1200分超にわたって収録。サンタのコスプレで登場したHカップのグラドル、鈴木ふみ奈から花束を贈呈されたライガーは、のっけから大ハシャギだ。

トークでは藤波辰爾に憧れてプロレスラーを目指したことや、マスクマンを選んだ理由を振り返り、
「当時、マスクをかぶって喜怒哀楽を隠すのがもったいないと言われたんですけど、ミル・マスカラスのようなきらびやかなマスクマンに魅せられたんです。
ただ、最初のマスクはいま見るとトウモロコシのヘタみたいで、よくやったなと思いますね」と苦笑い。

「マスクマンとしてやっていける」と手応えを感じた相手として佐野直喜の名前を挙げ、「マスクマンとして何をすればいいのかというときに、目の前に現れたのが佐野さん。
自分をさらけ出してあの人とわたりあったことで、評価されるようになりました」と感慨深げに語った。本作にも佐野とIWGPジュニアヘビー級王座を争った4試合を、ライガー本人の意向によりすべて収録している。

見所については「僕の方向性を決めてくれた佐野さんとの遺恨の試合や、ケンカのような異種格闘技戦など、31年の僕がギッチリ詰まっているので、最初から最後まで見てほしい」とアピール。
DVDの編集者に「ライガーさんの試合は飽きないんですよね、色んな戦い方をしてるので」と言われ「感動した」と明かした。

ファンとの質疑応答で、30年間でどのくらいのマスクを作ったと問われると「年に5枚だとしても、その30年分なので、いっぱいですね」と答え、「もともと、僕は色んなマスクマンのマスクコレクターなんですよ。
でも、自分のマスクはみんなにあげてます」と付け加えた。

「一度対戦したかった選手」には故ジャイアント馬場さんを挙げて「馬場さんのプロレスに対する考えを色んな人に聞いて、一度体験したかったなっていうのはあります」と打ち明けた。

来年3月25日に発売される、引退までの密着映像が収録されたDVD「獣神伝説 完結編〜解き明かされる素顔〜」の映像も流され、
「僕の家族が出てくるんですけど、カメラが回ってるのを忘れて好きなことをしゃべってるので、けっこう使えなかったと思う」と笑わせていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191225-00000113-dal-fight
12/25(水) 23:25配信

https://portal.st-img.jp/detail/97fd541da5ff235389c5f0ce7531e304_1577285112_1.jpg
https://img.topics.smt.news.goo.ne.jp/picture/tokyosports/m_tokyosports-1673544.jpg
https://amd.c.yimg.jp/amd/20191225-00000068-tospoweb-000-2-view.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=7Jd2VtgcR6I&;t=90s
ライガー 入場曲