「ロクセット」のマリー・フレデリクソンさん死去
2006年、ドイツ・ハンブルクのテレビ番組でパフォーマンスを披露したロクセットのマリー・フレデリクソンさん(左)とペール・ゲッスルさん=ロイター
 スウェーデンの男女ポップスデュオ「ロクセット」のマリー・フレデリクソンさんが9日に亡くなった。61歳だった。2002年に脳腫瘍(しゅよう)を患い、長年闘病を続けていたという。

 1958年生まれ。84年にソロデビューし、国内で成功を収めた後、86年にペール・ゲッスルさんとロクセットを結成して海外に進出。アルバム「ルック・シャープ!」に収録された「ザ・ルック」が米シングルチャートで1位を記録し、映画「プリティ・ウーマン」の挿入歌となった「イット・マスト・ハブ・ビーン・ラブ」など、次々にヒット作を生み出した。日本でも95年に初来日公演をするなど人気があった。

 マネジメント会社の発表によると、脳腫瘍の治療後、ツアーに復帰して精力的に活動していたが、06年には健康管理に専念するよう医師の助言を受けていたという。(ロンドン=下司佳代子)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-00000084-asahi-musi