https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191209/k10012208351000.html


日本食ブームの中国 日本の食品PRする催し
2019年12月9日 20時30分

日本料理店が急増するなど、日本食ブームが続く中国で日本の食品をPRする催しが開かれ、オリンピックの卓球のメダリスト福原愛さんが中国語を交えながら日本食のおいしさを紹介しました。

この催しは、日本の食品や農産物をPRしようと、北京の日本大使館が中国の食品業者やメディア関係者を招いて開きました。

北京市内のホテルでは、日本のコメを使ったおにぎりや巻きずし、日本酒などを紹介する20余りのブースが設けられ、訪れた人たちが試食していました。

9日は、中国でも人気があるオリンピックの卓球のメダリスト福原愛さんも訪れ、中国語も交えながら日本食のおいしさや安全性をPRしていました。

訪れた中国人女性は「刺身やすしが好きです。日本料理は、季節によって異なる食材で、さまざまな料理を作り出すのがよいと思います」と話していました。

中国では観光で日本を訪れる人が増える中、日本食がブームになっていて、日本大使館によりますと、中国国内で「日本料理店」と名乗るレストランはおよそ6万5000店と、6年前と比べて6倍に増えているということです。

日本政府としては、日中関係が改善傾向にある中、日本食品のさらなる輸出の拡大につなげたい考えで、PRに力を入れていくことにしています。


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