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2019/12/08(日) 21:43:28.69ID:e7wtoxT6910月21日に開かれた今年の「沢村賞」選考委員会では19年ぶりの「該当者なし」が決定。5人の委員による選考では有原(日本ハム)、山口(巨人)の2人が最終候補に挙がったが、先発完投型の本格派投手を表彰するという同賞の趣旨を重視。該当者なしの理由には完投数とイニング数の不足を指摘する声が強かった。
それを受け「まず間違えてほしくないのはこの『沢村賞』は本来沢村栄治さんを称えるために作られた賞なわけだから先発完投型のNO・1ピッチャーに授与するというものであり、決してそのシーズンのベストピッチャーを選ぶ賞ではないということ」と改めて記した堀内さん。
「登板試合数25試合以上」「完投試合数10試合以上」「勝利数15勝以上」「勝率6割以上」「投球回数200イニング以上」「奪三振150個以上」「防御率2・50以下」という選考基準を示した上で、投手の分業制が確立した時代に合わないという声があることは理解しつつも「でも、昨年の菅野のように全項目をクリアして受賞した選手がいる。出来る選手がいる。だから出来ないはずはない」と言い切った。
さらに「日本の野球はアメリカのシステムを導入すればいい、そう思っているのかはわからんが分業制をはき違えているように思う」とも。米国は162試合で日本は143試合と試合数に差があり「更に言えば移動も多いし距離も長い。その中で中4日でどんどん投げていく。これならば先発投手は100球を目途にというのも理解ができる。では日本だとどうだろうか」「中6日開けてアメリカと同じように100球を目途にしている。1週間開けて何をする?それで本当に長持ちできるのか?」と投げかけた。
「今のペースでいけば200勝投手が出てくるはずもないだろう」と堀内さん。「でも、俺としてはプロのピッチャーになったのならそこを目指してほしいとも思う。なぜならプロは夢を売る商売でもあるのだから」と強く訴えていた。
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