0001砂漠のマスカレード ★
2019/12/01(日) 13:42:47.68ID:munB8WAS9[J1・33節]FC東京1−1浦和/11月30日/味の素スタジアム
浦和レッズは11月30日、33節のFC東京戦を1−1のドローとして、勝点1を上積み。残留に向けて前進した。
自動降格となる17位以下の2チームが決まり、13位の浦和が最終節でJ2チームとのプレーオフ行きになるのは、16位の湘南ベルマーレが18位の松本山雅FCに勝利し、
かつ14位のサガン鳥栖と15位の清水エスパルスの直接対決が引き分けとなり、さらに浦和自身がガンバ大阪に11点差以上で負けた場合のみとなる。
これだけの条件が揃うことは考えにくい。つまり、ほぼ残留を確定させたと言っていい。
守護神の西川周作が「これで、ゼロで終わっていれば状況は変わっていた」と言うように、FC東京戦で敗れていれば、厳しい条件になっていた。
「状況を少しでも良く出来たのはポジティブ」だという長澤和輝の言葉はそのとおりで、それだけFC東京戦の勝点1は価値あるものだった。
大槻毅監督も試合後に「アウェーで、この緊張感のある舞台で勝点1を取れた。3で終われれば良かったが、1ならば少しでも積み上がっている。
終わってみれば、勝点1で終わって良かったという心境。どちらにせよ、難しい試合だった」と、残留に近づいた安堵を語っている。
たしかに敵地で上位に負けなかったと、前向きに捉えることはできる。しかし、勝てなかった事実は忘れてはいけない。
ACLで勝ち上がっていたため、隠れがちだったが、国内リーグ戦での勝利は10月6日の清水戦までさかのぼる。さらに8月に入ってからの約3か月間で、その1勝しか挙げていないのである。
FC東京戦でまたも露呈したのは、勝ち切れない勝負弱さだ。
立ち上がりに連続で訪れたピンチを西川のビッグセーブでしのぐと、39分に相手の一瞬の隙を突き、マルティノスのゴールで先制。後半は余裕も生まれ、パスワークもスムーズになっていった。
ところが、そのまま試合をクローズできないのが、今季の悪癖。69分のCKで、ゴール前の混戦から田川亨介に同点ゴールを叩き込まれてしまうのだ。
「浦和のサッカーがなんなのかを見せなければ」
リベロの鈴木大輔は「ほとんどピンチはセットプレーでした。後半は特に。
逆にセットプレーくらいしかやられないだろうなと思っていて、でもごちゃごちゃしたところからやられてしまった」と言ったが、分かっていながらやられてしまう弱さがあったということだ。
FC東京戦だけでなく、今季はそうして勝点を落としてきた。開幕前には杉本健勇や山中亮輔といった代表クラスを補強し、
「J1とACLの両方で優勝を目指す」と豪語しながら、最終節まで残留を確定できないのは、あまりに不甲斐ない。
選手たちが、残留をほぼ手中に収めたからといって、満足しているはずはないだろう。
ACLの決勝でまざまざと実力差を見せつけられた関根は「ここにいるチームではないですし、上位を争わなければACLに出るチャンスもないので、1年間チームとしてやってきたものをもっと見せないといけない。
浦和のサッカーがなんなのかというのを、サポーターのみなさんに見せたい」と言い、
今年から加入した鈴木は、「掲げてきた目標は、JリーグとACLの優勝だったので、それに対しての自分たちの不甲斐なさをすべてぶつけたい」と意気込んでいる。
せめて最後のホームゲームG大阪戦は、浦和の強大なポテンシャルを示す圧倒的な内容で締め括ってほしいところ。来季への希望が膨らむような戦いに期待したい。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191201-00067295-sdigestw-socc
12/1(日) 6:30配信
https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/standings/j1
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