◇明治安田生命J1第33節 磐田―名古屋(2019年11月30日 ヤマハ)

磐田は30日、ヤマハに名古屋を迎え撃つ。残留の望みをつなぐには勝利が不可欠の今季ホーム最終戦。古巣との「大一番」でFW川又堅碁(30)が2月、松本との開幕戦以来の得点に意気込む。

残留への道に必要なのは「勝ち点3」のみ。試合会場・ヤマハでの前日練習。川又は思いをぶつけるかのようにゴールネットを揺らした。

「試合に勝つイメージをして練習した。FWなのでエゴは持ちながら犠牲心を持ってプレーしたい。そして得点という結果で期待に応えたい」

14年途中から16年まで所属した名古屋には現在リーグ3連敗中。09年5月にJ1で2―1で勝利して以来、公式戦16戦未勝利の難敵だ。
「手強い相手だが自分たちは勝つしかない」とキッパリ。2月23日の松本との開幕戦以来、32戦ぶりのゴールで勝利を引き寄せる。

今季は度重なるケガに苦しみ、ここまで出場8試合で1得点。17年の磐田加入後は2年連続で30試合以上に出場し2桁得点を記録したが、ここまで不完全燃焼のシーズンを送っている。
「今年はチームを助けることができていない」とエースとして責任を痛感。白星のみが求められる一戦で役割を果たして名誉挽回の一歩とする。

名古屋戦は既に入場券が完売。8月11日の湘南戦以来、満員のサポーターの後押しを受けての試合となる。
「ファンは必ず良いムードをつくってくれる。ジュビロ磐田に関わる全員で勝ち点3をもぎ取りたい」。
来季J1の可能性を残すため、記憶にも残る一発を決める。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191129-00000077-spnannex-socc
11/29(金) 5:30配信