女優の沢尻エリカ容疑者(33)が自宅で合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕された事件で、沢尻容疑者が、元交際相手でファッションデザイナーの横川直樹容疑者(38)=麻薬取締法違反容疑で逮捕=からMDMAを渡されたと説明していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。
 
 沢尻容疑者は10年以上前から複数の違法薬物を使用していたことを認めている。警視庁組織犯罪対策5課は、同容疑者が横川容疑者から自宅で見つかったMDMA以外の違法薬物も入手していた可能性があるとみて、詳しい状況を調べる。

 沢尻容疑者の自宅からはMDMAの粉末を含むカプセル2錠が見つかった。沢尻容疑者は取り調べに対し、MDMAは「私のものに間違いない」と認め、「数週間前にイベントで知人からもらった」と話していた。

 同課が入手経路の捜査を進めたところ、横川容疑者がMDMAを共同で所持していた疑いが浮上。同容疑者は26日、逮捕された。

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