ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)の獲得に乗り出している楽天が、期限を設定して交渉していることが23日、分かった。

 福田とは13日に石井一久GMが福岡に出向いて、初交渉。4年総額4億5000万円程度の条件提示も行った。しかし、現時点で交渉は大きな進展はなし。
石井GMは「福田選手にはぜひ来てほしいですけど、来季に向けてチーム編成を考えていかないといけない中で、扉をずっと開けっ放しにはできないという話を、
代理人にさせてもらいました」と語った。

 福田争奪戦には、楽天のほか、宣言残留を認めているソフトバンク、西武、ロッテ、中日、ヤクルトも参戦。全ての球団と交渉を終えた福田は
「悩みます。ホークスや他球団に迷惑をかけているのは分かっているけど、人生の分岐点なので」と熟慮を重ねている。

 楽天はFAで前ロッテの鈴木大地内野手(30)の獲得に成功するなど、来季の陣容は固まりつつある。福田の実力を評価しながらも、長期戦は避けたい構え。
近日中に進展が見られない場合は撤退する可能性も出てきた。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00000141-spnannex-base