現地時間11月23日、代表ウィーク明けのブンデスリーガが再開し、第12節が行なわれた。

 大迫勇也が所属するブレーメンはホームにシャルケを迎えた一戦、大迫は先発出場。
しかしシャルケの堅い守備に手こずるだけでなく、攻守のつなぎ役である大迫に対するチェックは非常に厳しく、思うようなプレーができない。
さらに前半だけで2失点を喫してしまい、スタンドを埋め尽くしたホームのサポーターの熱は下がる一方だった。

 2点のビハインドで折り返した後半、ブレーメンはクラウディオ・ピサーロを投入するなど選手を入れ替えて攻勢を強める。
だが、シャルケの守備を崩しきれないまま、ゴールが遠い時間帯が続く。

 その堅い扉をこじ開けたのが大迫だった。79分、左サイドからのエッゲシュタインのクロスに反応したピサーロが、ゴール前でダイレクトシュート。
一度はGKに弾かれたが、詰めていた大迫が右足で流し込み、ようやく1点を返した。

 その後もブレーメンは大迫やピサーロを起点にチャンスを創出するが、これ以上の追加点は奪えず。
大迫も絶好機でボールロストするなど、チームの逆転に貢献することができなかった。

 試合はこのまま1-2で終了。ブレーメンは連敗し、リーグ戦中断前から含めて8試合勝ち星無し。暫定13位に沈んでいる。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191124-00067071-sdigestw-socc