<フジテレビ 藤本万梨乃アナ(中)>

東大医学部を卒業したフジテレビの新人、藤本万梨乃アナウンサー(24)。フジテレビ系「めざましテレビ」(月〜金曜午前5時25分)のレギュラーを務めるクールビューティーを直撃し、その頭の中をのぞいてみた。


知性派の藤本アナは、バラエティー番組も大好きだ。ピースや平成ノブシコブシを人気者にした、フジテレビのバラエティー「ピカルの定理」(10〜13年)のファンだった。

「モンスターエンジンの西森(洋一)さんが大好きで、高校の時に親にお願いして東京に連れてきてもらいました。フジテレビの夏祭りに来て、モンスターエンジンは見られなかったのですが、グッズは買い占めました(笑い)。今でも福岡の実家に置いてあります」

お笑い好きの福岡の少女は、東大を目指した。

「勉強は嫌いではありませんでした。あと、引っ込み思案で、そういう自分が嫌いだったんです。東京に行って広い世界に出たら、生まれ変われるかも知れない。そういう時に東大の講義をやっているビデオを見て、黒板の前でいろいろな人が議論をしているのが格好いいなと思いました」

1浪して東大理科2類に合格、医学部を卒業した。

「現役も、浪人の時も東大しか受けていません。当初、アナウンサーになりたいとは考えていなかったけれど、自分の可能性が広がればいいなと。勉強時間は最高で1日17時間。片手に単語帳、片手におにぎり。恋愛とか、10代の青春は、ほぼゼロでした」

小学校から高校まで、女子校の福岡雙葉。男子ばかりの東大には戸惑った。

「女子の割合は十数%で、男子校の中にポンと放り込まれたようで、最初は戸惑いました。でも、すごい人が多くて自分の視野が広がりました」

勉強だけでなく、サークル活動も楽しんだ。

「女子だけのダンスサークルで代表を務めて、Kポップアイドルのフォーメーションダンスで学園祭に出ました。あとは運動神経がないのをなんとかしようとテニスサークル。東大には何十ものテニスサークルがあるんですが、東大の女子が入れるのは2つだけだったんですよ(笑い)」

よく学び、よく遊ぶ。それがアナウンサーへとつながった

2019年11月13日8時0分 ]
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