[パリ 12日 ロイター] - 18世紀の音楽家モーツァルトが13歳の時に描かれた肖像画が、11月27日にフランスのパリでオークションに出品される。予想落札価格は80万─120万ユーロ(約9600万─1億4400万円)。競売会社クリスティーズが明らかにした。

肖像画は白いかつらと赤いフロックコートを身に着け、ハープシコードを弾いているモーツァルトが描かれている。個人コレクションの一部で、イタリアの画家ジャンベッティーノ・チニャローリの1770年の作品とされている。

モーツァルトは当時、音楽を学び続けるため父親とイタリアを旅し、各地で公演を行っていた。1770年1月にベローナで開かれた公演の数日後、モーツァルトの才能に感銘を受けたベネチアの当局者が肖像画を注文したという。

モーツァルトは1756年にオーストリアのザルツブルクで生まれ、1791年に35歳で死去した。



11/13(水) 14:02配信ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00000080-reut-eurp
画像 音楽家モーツァルトが13歳の時に描かれた肖像画(写真)が、11月27日にフランスのパリでオークションに出品される(2019年 ロイター/Christian Hartmann)
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