けがで戦列を離れていたJ1ジュビロ磐田のMF山田大記(30)とFW川又堅碁(30)が、今週から全体練習に合流した。
J1残留へ負けられない残り4試合に、復帰した主力2人がチームへの貢献を誓う。

山田は先発予定だった8月31日の広島戦前の練習中に左ふくらはぎを負傷。肉離れの再発で、復帰まで2カ月以上を要した。
「静岡ダービー(2日の清水戦)に間に合わせたかったが、全員で素晴らしい戦いをしてくれた」。会場のアイスタ日本平に駆け付けた山田は
「次に勝てば、ダービーに勝った意味が出てくる」とJ1参入プレーオフに回る16位湘南との勝ち点差6を縮めるため、9日の2位FC東京戦(ヤマハ)は勝利だけを狙う。

10月1日の練習中に左大腿(だいたい)を肉離れした川又は「体のバランスが悪かったから、仕方ないけが。そう考えないとやっていられない」。
4月の右肩負傷から復帰したばかりだった。落ち込んだというが、
「清水に勝って、絶望的な状況から16位の湘南の背中が見えてきた。監督の選択肢を増やすためにも、残り4試合に出るためアピールする」と言葉に力を込めた。

残留を現実的にするため、上位のFC東京には総力戦で戦い抜くしかない。
フベロ監督就任後、2トップの一角として起用されていた両選手が、チームを救えるか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-00000034-at_s-socc
11/7(木) 17:03配信