極楽とんぼの加藤浩次が6日、日本テレビ系「スッキリ」で、東京五輪のマラソン、競歩コースが札幌に決まったことに「札幌は悪くない」「運営側、組織委員、東京都、全部協力しないとダメ、札幌に」と 
全力で札幌を擁護した。加藤は北海道出身。

 番組では、5日に日本陸連が行った会見を特集。マラソングランドチャンピオンシップに尽力した瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーも無念の思いを訴えていた。

 これに加藤は「瀬古さんも東京でやりたかったと言いたかったのかなと思った」と瀬古リーダーの思いをくんだが「僕なんか北海道出身だから。だからってわけじゃないんだけど…」と切り出すと、
札幌への想いが溢れ出た。

 「札幌は急に言われてるわけ。札幌が無理やり奪ったわけでも何でもないわけ。IOCに札幌は急に言われてるわけ。急に言われて何とかしようとしてるのが札幌。頑張ろうとしてる。ここでやれと言われたら
頑張りますとやろうとしてる。ここに対してああだ、こうだ言ってもしょうがない。札幌が悪いわけでも何でもないんだから」と一気にまくしたてた。

 これにハリセンボンの近藤春菜は「札幌も9カ月前に言われてビックリしてる。そこにサポートを東京もしないといけないですね」と言うと、加藤は目を見開き「その通り!その通り!」と我が意を得たりの 
表情。

 そして「急に言われて困ってる札幌がいるとするなら、東京オリンピック運営側、日本陸連、組織委員会、東京都、全部協力しないとダメ、札幌に」と訴え
「なんでお金払わないとか…。札幌悪くないんだもんって、僕思うんだけど」と言って、熱くなったことに気付いたのか「あまりに北海道びいきですかね」と照れ笑いを浮かべていた。

デイリースポーツ
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