今回の「プレミア12」米国代表メンバーはマイナーリーガーが大半
 2020年東京五輪に米国代表が出場した場合、メンバー構成はどうなるのか。米「NBCスポーツ」は「野球のロースターはどのようなものになるか」とのタイトルで、見通しを伝えている。

 記事によると、アメリカ野球協会のエリック・キャンベルGMは「MLBレベルのプレーヤーの東京オリンピックへの参加は、これまで確認していない」と語ったという。2日(日本時間3日)に開幕する「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)のメンバーにはMLB40人枠の選手は入っていない。

 記事は「『プレミア12』の米国代表28選手のうち、昨季MLB球団に在籍していたのは26選手で、ほとんどが3Aレベルの選手である」と指摘。残る2人は「日本のリーグ(オリックスのディクソン)、メキシコのリーグから加わった選手である」と説明している。

 今回のプレミア12で米国が出場権を得るには、北中南米で最上位に入ることであり、今回得られなかったとしても来年3月にアメリカ大陸予選が残されている。記事では「この『プレミア12』のチームが東京五輪のチームのヒントになる」と指摘している。

 キャンベルGMは「(マイナーリーガーや他国で活躍する選手以外で)オリンピックロースターの可能性があるのは、ドラフトに参加する権利のないNCAA(大学生)のプレーヤー」と語っている。記事は、2008年北京五輪には当時大学生だったスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が出場したとも伝えた。

 キャンベルGMはさらに「最近引退したMLBプレーヤーにもコンタクトするかもしれない」と語っている。今季限りで引退したCC・サバシア(ヤンキース)も考えられるが、同GMは「彼にオリンピックのことで連絡は取ったことはこれまでない」と語っている。

2019年11月2日 20時26分 フルカウント
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17325370/

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