木下優樹菜、道端アンジェリカ、徳井義実…「消えた」3人の共通項
11/2(土) 7:02配信


”タピオカ恫喝騒動”解決のめ目処がなかなか立たない木下優樹菜

‘19年10月は3人の芸能人が表舞台から姿を消すことになった。1人目は“タピオカ騒動”で好感度ガタ落ちのタレント・木下優樹菜。姉との間でトラブルになったタピオカ店のオーナーに“恫喝DM”を送っていたことがバレ、いまだ大炎上中だ。

木下優樹菜、東ちづる…「悪気無し」でも炎上する芸能人の“性質”

「当初はインスタグラムで姉が店から嫌がらせを受けていると訴えていたが、のちにヤンキー丸出しのDMが暴露されると、木下さんに批判の矛先が向かいました。イメージダウンは深刻で、これまで商品PRなどで年間ウン億円稼いでいたビジネスモデルが一夜にして消失してしまいました」(スポーツ紙記者)

木下サイドは所属する大手プロダクションの“お願い”により、テレビやスポーツ紙などはこの問題をスルー。だが、ネット全盛のご時世では逆効果で、火に油を注ぐ展開になっている。

木下は10月30日放送のフジテレビ系『BACK TO SCHOOL! 初回2時間SP』(フジテレビ系)や、同24日放送の『モニタリング』(TBS系)に出演したが、ネット上では罵詈雑言の嵐。ゲスト出演予定だった12月のジャニーズグループ「ふぉ〜ゆ〜」の主演舞台も、木下から歌手の森公美子に変更になった。テレビ関係者は、次のように語る。

「530万人のインスタフォロワーを抱えるだけに、逆に炎上した時の破壊力は凄まじい。業界では反響の大きさを考慮し、しばらく起用は控えるだろう」

2人目は夫の恐喝事件から“美人局疑惑”が浮上したモデルの道端アンジェリカだ。

当初は韓国籍の夫による単独事件かと思われたが、恐喝現場に道端も同席していたことがわかり、状況が一変。道端は所属事務所のホームーページで「私と知人男性が身体を密着させて飲酒していたことを夫が疑い」と釈明したが、当局は道端も夫と「グル」と判断し、恐喝容疑で書類送検した(その後不起訴)。

所属事務所は「不起訴(嫌疑不十分)となり、夫と共謀した事実がなかった」としているが、法曹関係者は次のように説明する。
「不起訴=潔白ではありません。公判維持が厳しいと判断されたために却下されただけで、捜査当局は少なくとも彼女を共犯者とみています」

道端は育児を理由に芸能活動を休止。関係者によれば「なぜか夫に怒り心頭のようで、離婚は避けられない」という。

最後は個人事務所の法人税の申告漏れが報じられたお笑いコンビチュートリアルの徳井義実だ。

大阪で記者会見を開き「想像を絶するルーズさが原因」と吐露する一方、新たな申告漏れは「ない」と明言。ところがすぐに個人の所得税や消費税の未申告、社会保険の未加入時期があったことなどがバレてしまった。

「吉本興業の対応もまずかった。会見当時はまだ法人税の申告漏れしかニュースになっていなかったため、広報担当者は個人の未納問題に話が及ばないよう会見終了後にマスコミにクギを刺していた。もっと言えば、徳井の申告漏れは今春、一部メディアが取材に動き、吉本に事実関係を当てていた。自発的に公表していれば、心証も違ったはずだ」(ワイドショー関係者)

吉本は26日に徳井の活動自粛を発表したが、舞台裏を知る人物が言うには、「これは徳井さん自ら申し出たもの。ことの重大さに気付き、心が折れてしまったようだ」。

現在、ほとんどのメディアが徳井の起用を控え、収録済みの番組は編集でカット。納税の義務を軽視したツケは大きく、事実上の芸能界追放と言っていい状況だ。

木下、道端、徳井――。わずかひと月で一線級の3人が同時に消えるのは珍しい。

「3人に共通しているのは、自己保身のためにウソをついたこと。マスコミを抑え込んで世論をコントロールできると勘違いしているんですよ。SNS社会ではそうした“企み”はあっさりバレるし、しっぺ返しを食らうハメになる」(前出のスポーツ紙記者)

トラブルへの対応を間違えると、取り返しのつかないことになるのは、今も昔も変わらない。しかし、SNS全盛の時代には、ちょっとした初動でのミスが命取りになることもあるのだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191102-00000002-friday-ent